当サイトはクッキーを使用しています。この機能は、より使いやすいウェブサイトの実現を目的としています。

詳細はこちらから

2024年10月、カリフォルニアのカールスバッドへ。MLB(メジャーリーグベースボール)のポストシーズンを観戦するために渡米されたのが福元寛志様と綾様ご夫妻でした。本場のボールパークは熱狂の渦の中。貴重な体験とその感動を奥様の綾様が語ってくださいました。

「今回の旅の目的はズバリ、“MLB観戦”でした。ポストシーズンの日程がなかなか決まらず、予約を取れたのが10月第2週。でも、そのおかげで、大谷翔平選手が所属するロサンゼルス・ドジャースの本拠地、ドジャースタジアム(英語)での試合を観ることができたんです」

図らずもその試合は、ドジャース対サンディエゴ・パドレスのディヴィジョン(地区)シリーズ第5戦。ドジャースは山本由伸投手、パドレスはダルビッシュ有投手がそれぞれ先発のマウンドに立つという、ファンならずともワクワクしてしまう夢のような対戦カードでした。

「大谷選手がとにかく大好き。以前から主人と、いつかは必ず現地で応援したいねって話していたんです。結局、レギュラーシーズンにその機会は作れず、世界一を決めるポストシーズンになってしまいました。ちょうどいいタイミングで本当によかった。大谷選手はもちろんですが、日本人投手が投げ合う特別な試合を観ることができたのですから」

もともと福元様ご夫妻は、大谷選手がきっかけでMLBの大ファンになり、2019年にシアトルでエンゼルス戦を観戦。ご主人はサンディエゴでパドレス戦を観戦した経験があるそうです。

選手のVR動画と一緒に合成写真が撮れる無料サービスも!
選手のVR動画と一緒に合成写真が撮れる無料サービスも!

「コロナ禍の頃にはなかなか行けなかったのですが、久しぶりに訪れた本場のボールパークは最高の雰囲気に包まれていました。スタジアム全体が観客を楽しませる仕掛けでいっぱい。球場内の一角にもスター選手の動画と並んで記念撮影ができるブースがあったり、様々なグッズが販売されているパビリオンがあったり、どこもかしこもにぎわっていました」

ご夫妻が座った席は1塁側。通常MLBではホーム球団が3塁側に陣取りますが、応援席はホームとビジターに分かれていないため、ドジャースファンもパドレスファンも並んで応援する環境は、お二人の目に新鮮に映ったといいます。

「ファンの皆さんは誰もがフレンドリーでしたよ。試合は白熱の投手戦。ヒリヒリするシーンで贔屓の選手が活躍するとお互いにハイタッチを交わしたりして。私達もゆっくり座って観ていられず、終始立ち上がって試合の成り行きを見守っていました」

その日の試合は、ドジャースが2-0でパドレスを下し、ナショナルリーグチャンピオンシップに進出。8泊10日におよんだ今回の旅では、さらにドジャース対ニューヨーク・メッツの第2戦を観戦し、思い出に残る旅を実現されました。

滞在の拠点はカールスバッド

さて、インタビューは少々時間を遡ってリゾートの話題に。

お二人が今回の旅の拠点に選ばれたのは、カールスバッドにあるマーブリサ・ヒルトングランドバケーションズクラブでした。

滞在の拠点はカールスバッド

カールスバッドは、ちょうどロサンゼルスサンディエゴの中間にある海岸線の街。レゴランド・カリフォルニア・リゾート(英語)や、カールスバッド・プレミアム・アウトレット(英語)などに隣接する人気のリゾートです。

「昼間はとにかく暖かったですよ。ロサンゼルスまでは約150km。車で1時間半から2時間といった距離でしょうか。実は試合観戦の夜だけ、ロサンゼルスのヒルトン系列のホテルを押さえたんです。マーブリサに荷物を置いて、試合があった2晩だけ、お出かけ気分でロスのホテルに泊まったという感じですね。ゲーム終了後、その日のうちにリゾートまで帰ることは可能ですが、慣れない土地で夜のドライブは危ないですから。それに、せっかくなら翌日、ゆったりとロサンゼルス観光を楽しんでから戻ろうと考えたのです」

35年前、ご主人が単身でアメリカ旅行をした時のことを思い出しながら、翌朝はサンタモニカビバリーヒルズ、ハリウッドと、観光名所をひと渡り。市街から1時間程度の距離にあるエンゼル・スタジアム・オブ・アナハイム(英語)にも足を延ばしたといいます。

また、別日にはサンディエゴ観光も。

ドライブがてらホテル・デル・コロナド・キュリオ・コレクションbyヒルトンに立ち寄り、ビクトリア様式の美しいホテルでのひとときや、お食事を楽しんできたと語ります。

「でも、やっぱりマーブリサで過ごした落ち着いた時間が忘れられないですね。ホテルステイとは異なる、コンドミニアムならではの安心感でしょうか。お部屋の造りは、慣れ親しんだホームリゾートのグランドワイキキアンと同様。使い勝手もよく快適でした。また、ずっと外食を続けるのは心身共に疲れますし、物価も高いので日本から食料を持参したり、ご近所のスーパーで大きなステーキ肉を買ってきて焼いて食べたり。キッチンでの料理を大いに楽しみました」

ハワイと違うのは「日本人のスタッフがいないことくらい」と綾様。日本語は通じませんでしたが、翻訳アプリを駆使してコミュニケーションを取られたと語ります。

「全く問題はありませんでした。むしろ日本人のスタッフやゲストがほとんどおらず、『海外に来た!』という新鮮な気分が味わえました(笑)」

近くにはスーパーマーケットがあり、車で数分の距離にカリフォルニア生まれの人気ハンバーガーショップ「イン・アンド・アウト・バーガー(英語)」もあったのだとか。大谷選手も大好物だと語っていた本場の味をご夫妻で賞味されたのも今となってはいい思い出です。

旅程には、お二人の趣味時間もプラス

旅程には、お二人の趣味時間もプラス

「それと、主人と私の共通の趣味がゴルフなんです。マーブリサには、すぐそばに、ザ・クロッシング・アット・カールスバッド・チャンピオンシップ・ゴルフコースがあります。もちろん予約を入れてプレーしました! ビジターとして来られたアメリカ人の方と一緒にラウンドしたのですが、こういう知らない人々との出会いも旅の醍醐味ですね」

ゴルフ好きのお二人は、他にも著名なゴルフ場の数々を回られたのだとか。サンディエゴへドライブに出かけた日は、全米オープンの開催地としても知られるトーリーパインズ・ゴルフコースを訪れたそうです。

「その時は残念ながら3時間待ちの混雑。プレーは叶わなかったんですけれどね。世界的に有名なコースなので、いつかはチャレンジしたいと思っています。でもポジティブに考えれば、再びカールスバッドにやって来る理由ができたということですね」

旅慣れた綾様ですが、今回のようにカールスバッドやロサンゼルスに滞在されるのは初めてのこと。他にも、トーリーパインズ・ゴルフコースのお膝元にある、写真のラ・ホーヤなど、渡航歴が豊富な寛志様のナビゲートで各地を見て回られたそうです。

そんな綾様に、これからカリフォルニアの旅へ出かけてみようとお考えのメンバー様に向けたアドバイスをお尋ねしてみました。

「カリフォルニアがクルマ社会だということは前々から知っていましたが、やっぱりレンタカーがないと旅の楽しみが半減してしまうんだろうなぁとは感じました。でも、車が多い分、空いているパーキングを探すのにもひと苦労で。ぜひ駐車違反にだけは気をつけていただきたいですね。実は今回の旅でも2度ほど違反切符を切られてしまって……1回あたり68ドルは痛い出費でした」

それでも、待望のMLB観戦と大好きなゴルフを楽しみ、充実したバケーションを満喫したというお二人。笑顔あふれる素敵なスナップ写真と共に、感動的なリゾート体験談をお寄せいただきました。

この記事をシェアする

クラブトラベラーウェブサイトは、メンバー様のバケーションに役立つ情報をお届けしています。
素敵な旅の思い出の投稿やご質問は、こちらからお問い合わせください。

Recommend

Hilton Grand Vacations CLUB TRAVELER