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成澤征男様と奥様の公仁子様は、ハワイをこよなく愛するクラブメンバー様。いつも仲睦まじく、日常の延長として、常夏の島でのバケーションを楽しんでいらっしゃいます。そんなご夫妻にハワイ滞在の醍醐味をお聞きしました。

お嬢様がオアフ島で結婚式を挙げて以来、ほぼ毎年のようにハワイへ通われているのが成澤様ご夫妻です。バケーション・オーナーシップを取得されたのは10年ほど前。「不思議なことにハワイは何度訪れても飽きることがない」と笑顔を見せる征男様に、まずはヒルトングランドバケーションズとの出会いについてお聞きしてみました。

「娘に孫が生まれ、ちょうど1歳の誕生日を迎える年のバケーションでした。私達と娘夫婦に孫を加え、3世代でハワイ旅行に出かけた時に、DFSのブースでお話を聞き、説明会に参加したのがきっかけです。ハワイは私達にとっても娘夫婦にとっても思い入れのある場所。きっとこれからも毎年訪れるだろうからと、その場で購入を決め、4人で共同オーナーになったんです」

その後、お孫様が成長するにつれ、学校行事やお稽古事などで、親子水入らずの旅の機会は残念ながら減ってしまったそうです。ところが、聞けば日頃からアクティブな成澤様ご夫妻は、お2人だけで海外旅行へ出かけることも珍しくはなく、たいていは20日間程度のオフタイムを確保してロング・バケーションを楽しまれるのだとか。例えばハワイを訪れる場合、前半は島内のコンドミニアムに滞在し、後半はホームリゾートのラグーンタワー・ヒルトングランドバケーションズクラブへ帰るというのが定番の過ごし方だといいます。

「主だったところはほとんど歩き尽くしました。ただ、旅先がハワイであるなしに関わらず、『計画を立てない』のが私達のスタイル。旅行代理店主催のツアーに参加すると、時間に縛られ、とかく駆け足で観光地を巡ることになりますよね。だから最近は、私達のようなシニア世代2人が無理なく行動ができて、誰に気兼ねすることなく自由に観光を楽しめる『バス旅』へ出かけることが多いんです」

とにかく歩くことが大好きな征男様。バスを使ってあちらこちらへ出かけ、気がついたら「1万歩以上も歩いていた」という日があるほどです。

オアフ島の大自然を余すことなく味わいたい

オアフ島の大自然を余すことなく味わいたい
ラニカイビーチと人気を二分する「ハナウマベイ」。周辺には美しい眺望を楽しめるハイキングコースもあります

そもそも、お2人のなれそめは、ご主人の征男様が20代の頃に立ち上げた「山の会」でした。「山の会」は登山愛好家が集う趣味のサークル。そこにメンバーとして奥様の公仁子様が加わり、やがて交際がはじまったそうです。かつては、北アルプス、南アルプスといった山々で本格的な山登りにチャレンジしてきたお2人ですから、その健脚ぶりは推して知るべし! とりわけご主人の征男様は、76歳になられた現在でも、たびたび富士山周辺でのトレッキングに出かけるほど精力的に各地を回っていらっしゃいます。

「山の会の活動は日本国内が中心ですが、ハワイでもいろいろなトレッキングコースを体験してきました。オアフ島のシンボルであるダイヤモンドヘッドはもちろんのこと、島の東側に点在するハナウマベイ、マカプウ岬など、山歩きが好きな私達にはたまらないネイチャースポットが数多くあります。また、オアフ島滞在にからめて他の島へ足を延ばすこともあるのですが、ハワイ島ではキラウエアが印象的でしたね。溶岩台地の上を初めて歩いた時に感じた大自然の息づかいは、今でも鮮明に覚えています」

旅先ではいつも2人で

旅先ではいつも2人で
滞在したお部屋から見下ろしたカラカウア通りは、多くのランナーで賑わっていました

さて、旅慣れたお2人が最近ハワイを訪れたのは、昨年の11月後半から12月にかけて。その時、新たなチャレンジとして試みたのがホノルルマラソンへの出場でした。

「事前のエントリーで手続きがうまくいかず、結果的に断念したのですが、1年でもっとも賑わいを見せるワイキキ周辺の熱気を肌で感じたくて、昨年はホクラニワイキキ・ヒルトングランドバケーションズクラブに滞在しました。いつも利用しているラグーンタワーも清潔感があって好きですが、ホクラニは比較的新しい施設ゆえに新鮮な心地良さを感じました。ラナイからたくさんの人が走っている姿も見られて大満足でした」

お孫様達と過ごされたバケーションでのひとコマ。お米やお味噌汁などは必ず持参されるのだとか
お孫様達と過ごされたバケーションでのひとコマ。お米やお味噌汁などは必ず持参されるのだとか

一方、朝夕は、広く充実したキッチンで奥様が料理の腕をふるい、和気あいあい食卓を囲むのが常。そのため、食べ慣れている食材や調味料を日本から大量に持ち込むのが成澤様流です。

ファーマーズマーケットでの屋台巡りも楽しいひととき
ファーマーズマーケットでの屋台巡りも楽しいひととき

もちろん、界隈のショッピングモールやスーパーマーケット、KCCファーマーズマーケットなどに出かけてフレッシュな野菜や地元の食材を買い求めることもありますが、そんな何気ない外出もお2人にとっては好奇心を刺激してくれるショートトリップ。

日々ご夫婦で相談しながら、その日の気分でさまざまな場所へ出かけるのだといいます。

「リゾートで過ごしていると、ついつい時間の感覚がなくなってしまうことがありませんか? そこで私は自作のカレンダーを携えていくんです。『今日は何日の何曜日』、『帰国まで、あと何日あるね』といったことがひと目でわかるようにね。ただし、予定はできるだけ立てたくない性分ですから、旅のスタート時点では真っ白いまま。日を追うごとに、その日に出かけた観光スポットを書き加えていき、カレンダーが旅の思い出で徐々に埋まっていくんです」

昨年末のバケーションで、オーナー仲間の皆様と記念撮影。2019年『クラブトラベラー夏号』でご紹介した清水様ご夫妻(写真中央)も、実は征男様が主宰する「山の会」のメンバー様です
昨年末のバケーションで、オーナー仲間の皆様と記念撮影。2019年『クラブトラベラー夏号』でご紹介した清水様ご夫妻(写真中央)も、実は征男様が主宰する「山の会」のメンバー様です

今年はお嬢様ご家族がホームリゾートを利用されるご予定とのこと。成澤様ご夫妻はいったんハワイでのバケーションをお休みし、来年か再来年に再び訪れるおつもりだとか。征男様が「今度こそはホノルルマラソンに挑戦したいね」と仰ると、「旅を楽しむなら、とにかく健康が大切。いつまでもお互い元気でいなくちゃね」と公仁子様が優しく返します。

心温まる思い出話を伺いながら、終始お互いを気遣い合うお2人のやりとりを拝見していると、なんだかこちらまで幸せな気分に。歳を重ねながら、さまざまな旅を通して築かれたであろう、理想的な夫婦像がそこにはありました。

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