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数ある予約方法の中で、ホームウィーク予約は基本中の基本。ベテラントラベラーの皆様が実践しているホームウィーク予約の活用術を、そのメリットや注意点と共にご紹介します。

1. “ホーム”だからこそ予約が取りやすい! メンバー様だけの特権

2. ご契約内容と予約状況の確認方法

3. 注意事項をおさらい

4. ホームウィーク予約の賢いご利用方法

「ホームウィーク予約」は、メンバー様が所有されるクラブリゾートを優先的に予約できるもっとも基本的な予約方法です。ご希望されるチェックイン日の1年(365日)前から9ヶ月(276日)前まで優先予約期間が設けられているため、他のメンバー様に先駆けて予約を行うことができるのはご存じの通りです。

なお、リゾートによっては優先予約期間が異なる場合があります。ザ・グランドアイランダー・ヒルトングランドバケーションズクラブホクラニワイキキ・ヒルトングランドバケーションズクラブの場合、チェックインの1年(365日)〜6ヶ月(186日)前までとなります。

毎回ホームリゾートをご利用される方はもちろん、他のリゾートにも滞在してみたいという方も、上手に活用すればバケーションの幅が広がります。そこで、その特徴や注意すべきポイントをあらためてご案内! 賢い活用法も併せてご紹介します。

“ホーム”だからこそ予約が取りやすい! メンバー様だけの特権をあらためて解説

ヒルトングランドバケーションズのバケーション・オーナーシップは、豊富なリゾートコレクションや世界に広がるヒルトンブランドのホテル、さまざまな提携リゾートの中から、その時々の気分で旅行先をお選びいただけるのが大きな特長です。

しかし、その基本となるのはホームリゾート。クラブメンバー様は、リゾートのお部屋のご利用期間を年間52週に分け、その1/52の権利を所有しています。つまり、あらかじめ決められた曜日から7泊は、別の部屋タイプや他のリゾートを所有されているメンバー様よりも、優先的に、しかも無料でご予約が可能となる仕組みです。

以下の条件をすべて満たす場合、ホームウィーク予約が可能です
・ご自身が所有するリゾートであること。
・ご契約時に定められたシーズン、部屋タイプ、泊数であること。
・滞在する年に発生するクラブポイントを使用すること。例えば、2024年のホームウィーク予約なら2024年のクラブポイント、2025年の予約なら2025年のクラブポイントを使用することになります。
(前年から繰り越したセーブドポイント、ボーナスポイント、翌年から借り入れたポイントの使用・合算を前提としたご予約はできません)

2024年のクラブポイント 2025年のクラブポイント セーブドポイント、ボーナスポイント ヒルトン・オナーズポイント
2024年のホームウィーク予約 × × ×
2025年のホームウィーク予約 × × ×

ご契約内容と予約状況はオンラインで確認できます

ウェブサイトやアプリで、ホームリゾートの契約内容をご覧いただく方法は以下の通りです。

【ウェブサイト】
クラブウェブサイトにログイン後、メンバー・ダッシュボード上の「ホームウィーク予約」欄に記載の「ホーム・ウィークリゾート」をご覧ください。

なお、ホームウィーク予約の適用の可否につきましては「予約状況」の項目をご確認ください。
「予約手数料:無料 予約可能」と記載されている場合のみ、予約が可能です。

【アプリ】
クラブウェブサイトにログイン後、「マイダッシュボード」内の「メンバーシップ」欄に「ホームウィーク予約」の項目があります。

実際のケーススタディを通して注意事項をおさらいしてみましょう

下記、3名のメンバー様の具体例を見ながら、予約を行う際の留意点を確認してみましょう。ご自身のご契約内容と照らしながらホームウィーク予約を積極的にご活用ください。

【ケース1/H様の場合】
ご契約内容
所有リゾート:グランドワイキキアン
部屋タイプ:2ベッドルーム・プレミア
契約シーズン・年:プラチナ・毎年 ←契約シーズンにご注目ください!
年間発生ポイント:23,040(7泊)

2024年3月1日現在のポイント状況
2024年 0クラブポイント
2025年 23,040クラブポイント/5,000セーブドポイント
2026年 23,040クラブポイント

H様の場合、今年分のクラブポイントはすでに消化済み(一部をセーブドポイントとして来年に繰り越し済み)ですが、2025年に発生予定の23,040クラブポイントは全て未使用の状態です。つまり、2025年滞在のホームウィーク予約を行使する条件を満たしていることになります。

そして、ご契約内容はプラチナシーズン(第1週〜18週、23週〜35週、42週〜52週)です。チェックイン日から1年を切っている日程であれば、早めにホームウィーク予約を行うことができます。

ここにご注意!

 

・プラチナシーズンをご契約のメンバー様は、ゴールドシーズン期間のホームウィーク予約はできません。
・ホームウィーク予約は、2025年に発生する23,040クラブポイントを使用して、同年に予定しているバケーションを予約することができます。2025年に繰り越された5,000セーブドポイントは使用できません。

【ケース2/G様の場合】
ご契約内容
所有リゾート:キングスランド
部屋タイプ:1ベッドルーム・プレミア
契約シーズン・年:ゴールド・隔年(偶数年) ←契約年にご注目ください!
年間発生ポイント:13,920ポイント(7泊)

2024年3月1日現在のポイント状況
2024年 0クラブポイント
2025年 13,920クラブポイント
2026年 0クラブポイント
その他 13,920ボーナスポイント(有効期限は2024年)

G様の場合も、2025年発生のクラブポイントが全て口座に残っています。よって、ご契約内容に沿った2025年のゴールドシーズン(第19週〜22週、36週〜41週)であれば、ホームウィーク予約が可能です! 2年に1回訪れるホームウィーク予約の権利を使わない手はありません。すぐに日程を決めて、旅の計画を行いましょう。

ここにご注意!

 

・13,920ボーナスポイントは、ホームウィーク予約には使用できません。

【ケース3/V様の場合】
ご契約内容
所有リゾート:マウイベイヴィラズ
部屋タイプ:2ベッドルーム
契約シーズン・年:プラチナ・毎年
年間発生ポイント:20,160ポイント(7泊)

2024年3月1日現在のポイント状況
2024年 0クラブポイント
2025年 7,000クラブポイント
2026年 20,160クラブポイント

V様の場合は、2025年に発生するクラブポイントの一部を前借りし、すでに使用しているため、残念ながら2025年のホームウィーク予約はできない状況です。

例えば、別のリゾートの2ベッドルームのお部屋に空きがあり、7,000クラブポイントでご利用可能な場合でも、ホームウィーク予約は適用できません。ホームウィーク予約は、あくまでもメンバー様が所有されているお部屋に対して、ご契約したシーズンに発生する権利です。 もし同じマウイベイヴィラズに空室があったとしても、ご契約のお部屋タイプ以外にご宿泊する場合はホームウィーク予約の対象外となるため、クラブ予約としてご予約いただく必要があります。

ここにご注意!

 

・前年に行った前借りなどで、2025年に発生するクラブポイントが不足する場合は、同年に予定しているバケーションのホームウィーク予約はできません。また、2026年発生のクラブポイントを借り入れてホームウィーク予約に充てることもできません。
・ホームウィーク予約の権利は、ご自身が所有されているリゾートでのみ発生します。
・ご所有のリゾート内のお部屋であっても、ご契約の部屋タイプ以外はホームウィーク予約の対象とはなりません。

ホームウィーク予約の賢いご利用方法とは? まずはご予約を済ませ、あとからアレンジを!

このようにホームウィーク予約は、ご希望の日程を確実かつ優先予約期間内にいち早く押さえられるメンバー様だけの特権です。

しかし、「1年後の予定なんて分からない」「航空券の手配や現地でのツアー予約などが計画通りに進められるか不安」「他のクラブリゾートでの滞在にも興味がある」「セーブドポイントやボーナスポイントを活用して旅を豪華にアレンジしたい」とお考えの方もいらっしゃることでしょう。そんな時は、一度ホームウィーク予約を行った後で、「クラブ予約」などを活用して滞在期間や滞在場所をアレンジするのがおすすめです。

各ポイントの種類や予約方法についてはこちらの記事もご参考にされてみてください。
「ポイントの種類」と「予約方法」をおさらいしてみましょう!

繰り返しますが、ホームウィーク予約は、ご希望されるチェックイン日の1年(365日)前から9ヶ月(276日)前までが優先予約期間。その間は他のメンバー様のご予約が入らず、無料でスムーズにお部屋を押さえることができます。

一方、クラブ予約は、ホームウィーク予約の優先予約期間が終了した時点で受付がスタート。通常、ご希望のチェックイン日から起算して9ヶ月(276日)前からお目当てのリゾートのお部屋に空きがあれば予約ができるようになります。(ザ・グランドアイランダーとホクラニワイキキは、6ヶ月(186日)前から開始)

クラブ予約の予約可能期間(リゾートによって異なる場合あり)
クラブ予約の予約可能期間(リゾートによって異なる場合あり)

この仕組みを活用して、クラブ予約が始まったらすぐに予約の取り直しを行うことで、旅の予定を変更したり、バケーションを自在にアレンジしたりすることができます。

【クラブ予約の活用例と、予約の取り直しのメリット】

●「滞在予定を短くしたい」
ご一緒に旅へ出かけるご家族やご友人のお休みが急遽変更になってしまったなどの理由で、もっとも多いお問い合わせが「旅程の短縮化」です。その場合は、一旦ホームウィーク予約で押さえておいた予約をキャンセルして、すぐにクラブ予約としてご希望の滞在日数で取り直せば大丈夫。ホームウィーク予約はチェックインの1ヶ月前までならキャンセルペナルティは発生しません。ただし、クラブ予約はメンバー様のステータスにより予約手数料が発生すると共に、3泊以上のご滞在が条件となりますのでご注意ください。

●「残っているセーブドポイントやボーナスポイントを消化したい」
こちらも旅慣れたメンバー様がよく使われている活用例の一つです。1年前の時点で、まずはホームウィーク予約を済ませ、お部屋を確保しておきます。その後、クラブ予約が可能になるタイミングで予約を取り直し、クラブポイントよりも先に消化しておきたいセーブドポイントやボーナスポイント(ボーナスポイントは他のポイントとの合算使用不可)を予約に充てるという方法です。なお、クラブ予約はチェックイン日の61日前までであれば、無料で予約内容を変更することもできます。
予約の変更またはキャンセルポリシーについてはこちらをご覧ください。

●「オアフ島に滞在し、ハワイ島にも足を延ばしてみたい」
日程の変更や調整、旅程の短縮化などに加えて活用例が多いのは、別のクラブリゾートでの滞在をアレンジしたり、思い切って行き先を変えてしまおう!といったニーズによる予約の取り直しです。例えば、ホームウィーク予約で押さえておいたホームリゾートでの7泊を4泊にして、別のクラブリゾート滞在を3泊分追加することもできます(ただしリゾートごとにクラブ予約を取る必要があるため、この場合は2つのクラブ予約が必要です)。また、前述の通りクラブ予約はセーブドポイントやボーナスポイントが使えますので、いつものホームリゾートでの滞在に別のクラブリゾートでの滞在をプラスして、より長く贅沢なバケーションをカスタマイズすることも可能です。さらに、旅へお出かけする人数が増え、1ベッドルームから2ベッドルームへ部屋タイプを変更されたい場合などでも、クラブ予約での予約の取り直しは効果を発揮! 空室状況次第で柔軟なアレンジが可能になります。

ここにご注意!

 

・ホームウィーク予約は、ご予約をキャンセルした時点で、それまで確保されていたお部屋が他のメンバー様に向けて開放されてしまいます。繁忙期などでクラブウェブサイトへのアクセスが集中したり、予期せぬエラーや通信状況によってお手続きが遅延したりした場合、予約の取り直しが完了する前に空室がなくなってしまう可能性もございます。

もし、ネット予約に不慣れなメンバー様や、初めてのご利用で不安をお持ちのメンバー様は、お気軽にお電話でご相談ください。経験豊富なクラブカウンセラーが皆様にとって最適なアドバイスやご提案をさせていただきます!

ぜひホームウィーク予約を活用して自由自在に旅をアレンジし、とっておきのバケーションをご計画ください。

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