クラブカウンセラーに聞いた、実際にバケーションに持って行くと便利なモノ。第1弾の今回は、お子様連れの旅行に焦点をあて、飛行機での便利グッズや心構えをご紹介します!
バケーションの楽しみは、旅支度の時から始まります。ただ、小さなお子様連れの移動は、何かと不安がつきもの。後から「アレを持ってくれば良かった」、「こうしておけば良かった」と後悔しないように、旅慣れたママさんクラブカウンセラー達に、あると便利なモノ・コトを聞いてみました。
機内で飽きさせないためのグッズ
元気なお子様を何時間もシートに座らせておくのは至難の業ですよね。機内で大人しくしていてもらうためには、何かに没頭させることが一番です。
「周りの皆さんにご迷惑がかからないよう、音を立てずに遊んでくれるモノが必須ですね。塗り絵やシールブック、折り紙、ペーパークラフトなどは熱中して遊んでくれるので、子供達それぞれの年齢に合わせたモノをいくつか持って行きます」とは、ベテランママのKさん(小・中・高・男児3人の母)。遊び盛りの元気な男の子を飽きさせないために、いつも飛行機の移動時間をどう過ごすか工夫を凝らしていたのだとか。
また、Hさん(8歳・女児の母)は、お子さんが大好きなシールブックとお絵描きセットを持って行ったそうです。
「らくがき帳や色鉛筆、カラフルなペンなどをいくつか持って行きました。うちの子はこれがあれば、わりと長い時間飽きずに遊んでくれます」
確かにお子様の好きなものを把握しておけば安心ですね。日頃から興味を持ってもらえるようなモノやコトを見極め、事前に準備しておくことをおすすめします。
Sさん(3歳・女児の母)は、当時1歳10カ月だったお嬢さんのために、タブレットPCとヘッドホンを持参したのだとか。
「数時間は楽しそうに見ていてくれたので助かりました」
同じくMさん(3歳・女児の母)も、旅行前にヘッドホンを購入したといいます。
「機内で動画を見る時のために子供用のヘッドホンを購入しました。出発前からこれを使ってDVDを観てもらって慣れさせておいたんです。これが正解でした! 待ち時間にYouTubeを見たり退屈しのぎになったので持って行って良かったです」
その他、Nさん(2歳・男児の母)は「お気に入りのおもちゃは、いつもとは違う環境の中でも安心できるように必ず持って行きますが、急に泣き出したり、不機嫌になった時のために、新しいおもちゃも持参します」とのこと。
また、前出のMさんも「今までにあまりあげたことのないお菓子や、新しいおもちゃなどを用意しました。ただし、出発前に見つからないよう、隠れてパッキングをするのが大変でした。先に見られてしまっては台無しですから」と話してくれました。
さらに、昨今必須となっているのがウイルス対策用のマスク。特に小さなお子様は、とかくマスクを着けるのを嫌がりますが、「少しでもテンションを上げてもらうために、キャラクターマスクを用意します」と、Mさん。お子様へのちょっとした心遣いがモノ選びのヒントになるかもしれません。
気圧の変化や乗り物酔いなどで注意したいこと
気圧の変化による耳への違和感は大人でも不快なもの。ましてや、子供にとっては何が起きているのかがわからず、不安を覚えて泣き出してしまうことが多いようです。前出のSさんは、お子さんがまだ飴を与えられない乳児の頃、イヤープラグ(耳栓)を持って行ったそうです。
「小さな子供用のサイズも売っているので、持っていれば安心です。それと、飴はダメでもグミなら食べさせられるので持って行きました。グミを見せると泣かず、怖がらず、笑顔になってくれました」
また、「熱いお湯を染み込ませたタオルを耳にあててあげると、苦痛が少し和らぐようだということを、航空会社勤務の親戚から聞きました」という耳寄りな情報も。
そして、気圧と同様に、乗り物酔いの対策も必要です。「娘が乗り物酔いをするので、酔い止めの薬やシーバンドという乗り物酔いのツボを刺激するリストバンドも持って行きます。気休めかもしれませんが、あると落ち着くみたいです」とHさん。メントールの飴やタブレットの他、おでこに貼るタイプの冷感シートなどを使うと、気分がスッキリすることもあるようです。
先輩ママおすすめの便利なグッズ
飛行機の中で大人も子供も快適に過ごせる「これは便利!」 というグッズをYさん(2歳・女児の母)に教えてもらいました。
「空気で膨らませるオットマン(フットレスト)は、このところよく携えていくアイテムの1つ。シートの隙間に置けばフラットになり、小さな子供なら寝かせることも可能です」
空気を抜けばコンパクトに畳めるので、飛行機を降りた後の持ち運びも簡単なのだとか。本来はむくみ予防に足を乗せて使うものですが、大人もお子様も使えて便利です。高さ調節ができたり、素材や価格もバリエーションが豊富なので、お好みのものを探してみてください。
機内持込み可能なサイズのスーツケース「ジェットキッズ バイ ストッケ」には、簡易ベッド機能付きのタイプがあり、2歳〜5歳頃のお子様を対象に使用できます。付属のマットレスを使えば小さなお子様が横になって休めるうえ、おもちゃやオムツも収納できるのでとても便利。お子様を乗せて引っ張ることができるので、広い空港内での移動もストレスフリーだとか。ただし、機内での使用を制限している航空会社もあるため、事前に搭乗する航空会社へご確認ください。
海外旅行保険も忘れずに
渡航前に必ず入っておきたいのが海外旅行保険です。「実は以前、保険に未加入の娘がハワイで発熱してしまい、かなり慌てたことがあります」とは前出のYさん。大人はクレジットカードの付帯機能でカバーされるケースがあるものの、お子様までフォローできることは少ないため、必ずご確認を。また、空港にも保険の窓口があるので出発前に申し込むこともできますが、インターネットで手続きをするとおトクなことが多いので、事前に各種保険を見比べてみるといいですね。
いかがでしたか。お子様連れのバケーションは、大人だけのバケーションとは異なり何かと気を使うもの。飛行機での移動時間も楽しい思い出となるように、しっかりと準備をしておきましょう。次回は現地に着いてからあると便利な「お子様連れのバケーションに準備したいモノ・コト【リゾート編】」をご紹介します。
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