皆様の旅をより豊かなものとするために、今年もダイレクトステイプログラムをご利用ください。そこで今回は、東日本エリアで対象となる東京および東京近郊の3つのホテルをご紹介。界隈の神社仏閣を巡る旅へとご案内します。
ご旅行に出かけたら、その土地の寺院や神社にお参りして、道中の安全を祈念してみませんか?
神社仏閣は本来物見遊山で訪れる場所ではなく、信仰の拠り所として尊ばれたものですが、江戸時代に庶民の間で流行したお伊勢参りのように、参拝の帰途で様々な観光地に立ち寄る旅が持てはやされてきた例もあります。近年でも御朱印ブームや訪日外国人観光客の増加などが手伝って、その地域の歴史や文化に触れることができる神社仏閣巡りが人気を集めています。
清々しい空気と厳かな雰囲気に包まれた境内を歩いていると、知らず知らずのうちに疲れた心と体がデトックスされていくかのよう。拝殿の前で手を合わせ、日常への感謝を思うだけで、自然と背筋が伸び、気持ちが洗われていくのを感じます。例えば、滞在先で旅を始めるその朝に、お散歩がてら近隣のお寺や神社へご挨拶に出かけてみるのも一興です。
東京観光は、港区・芝の増上寺からスタート
徳川将軍家とゆかりの深い増上寺は、創建から600年の歴史を有する浄土宗の大本山。かつては一帯に広大な敷地が広がり、芝大門の地名の由来となった大門(旧敷地の最も外側に位置したといわれる総門)が、その名残を今にとどめています。場所は都営浅草線・大江戸線「大門駅」の出口からほんのわずか。芝大門交差点の一角に立派な姿を仰ぎ見ることができます。
大門を抜けて表参道を歩いていくと、いよいよ増上寺が見えてきます。入口にある中門は国の重要文化財に指定された三解脱門。木造門では東日本最大級の大きさを誇ります。戦災を免れたこの朱色の三門をくぐると、三毒(3つの煩悩)から解き放たれるとされています。
境内に足を踏み入れれば、そこには開放的な空間が広がっていました。三門から本殿までの距離はちょうど48間(畳約48枚分の長さ)。48という数字は、悟りを得るための修行にあたって48の誓願を立てるところに由来するのだとか。荘厳な本殿の右手奥には東京タワーが屹立し、歴史的遺産と現代的な都会の建造物が調和する、不思議な風景を目にすることができます。
まずは、ご本尊の阿弥陀如来が祀られる本殿でご挨拶を。
他にも、徳川家康公が肌身離さず持ち歩いたといわれる黒本尊が安置される安国殿や、代々の将軍たちが眠る徳川家霊廟をお参りするのもおすすめです。とりわけ黒本尊は勝運にご利益があるとされる秘仏。常に死と隣り合わせだった戦国期、数々の戦いを勝ち抜いた家康公に武運と幸運を授けたのかもしれません。
なお、増上寺は、汐留のコンラッド東京からも徒歩で20分弱の距離にあります。テレビや雑誌などで撮影の舞台となるイタリア街の美しい街並みや、旧芝離宮恩賜庭園、芝公園といった憩いの場など、周辺スポットと共に界隈の散策を楽しんでみてはいかがでしょうか。
コンラッド東京
東京・汐留のウォーターフロントに位置するコンラッド東京は、新橋、銀座といった繁華街が徒歩圏にあり、東京観光には絶好のロケーション。洗練された中にも温かみのあるサービスで、ワンランク上のラグジュアリーな滞在がお楽しみいただけます。
コンラッド東京(東京)
・特別レートは2024年12月30日のご宿泊まで
・7,320ポイントから(2名様ご利用時、税・サ料込)
※諸税(宿泊税、入湯税など)が適用となる場合はチェックアウト時に別途ご精算ください
・チェックイン予定日の8日前までご予約可能
【特典】
・無料朝食サービス
・20%の飲食割引き
・エグゼクティブルームおよびスイートルームにご宿泊の場合、エグゼクティブラウンジがご利用可能
新宿の総鎮守、花園神社
一方、ヒルトン東京が位置する新宿・都庁前から東へ約1.5km。靖国通りと明治通りの交差点から一歩入った一画に、花園神社のお社が建っています。
創建は不明ですが、徳川家康が江戸に入った際にはすでに存在していたのだとか。江戸時代に甲州街道沿いの宿場町として発展したこの界隈を、長きにわたって見守ってきた総鎮守です。
この神社には、倉稲魂命(うかのみたまのみこと)、日本武尊(やまとたけるのみこと)、受持神(うけもちのかみ)の3柱が祀られ、縁結びや厄除け、出世などのご利益に与れるといわれています。
参道の右手には、境内社の一つである芸能浅間神社もひっそりと鎮座していました。このお社のご祭神は木花乃佐久夜比売命(このはなさくやびめ)。一般的には安産の神様として知られていますが、江戸時代から芝居や踊りの興行と縁が深かったこの神社では、芸事の神として崇敬されてきました。今でも多くの芸能人がお忍びでお参りに訪れるそうです。寄進者の名が刻まれる玉垣を見ると、数々の著名人や俳優さんがこのお社を訪れていることがわかります。
また、東京で酉の市といえば、浅草寺を思い浮かべる方が多いかもしれません。花園神社でも明治時代から続く大酉祭(おおとりさい)が催され、例年11月には熊手などの縁起物を求める参拝客で賑わいます。
ちなみにこの一帯は、百貨店やブランドショップ、レストランなどが立ち並ぶ、新宿でもひときわ賑やかな3丁目界隈。その喧騒から隔絶されたような空間には心安らぐ静謐な時間が流れていました。
ヒルトン東京
西新宿の高層ビル群を望む都会のリゾートホテル。ビジネスはもちろん、ショッピングやグルメなど、楽しみ方は縦横無尽です。ご存じ「ヒルトン・スタンダード」と呼ばれる高水準のサービスと、和の風情もふんだんに取り入れた落ち着きの空間は、東京観光にぴったりな滞在施設として人気を集めています。
ヒルトン東京(東京)
・特別レートは2024年12月30日のご宿泊まで
・4,670ポイントから(2名様ご利用時、税・サ料込)
※諸税(宿泊税、入湯税など)が適用となる場合はチェックアウト時に別途ご精算ください
・予約可能期間は部屋タイプによって異なります。(エグゼクティブルームはチェックイン予定日の8日前まで、エグゼクティブジュニアスイートは15日前までご予約可能)
【特典】
・無料朝食サービス
・20%の飲食割引き
・エグゼクティブラウンジがご利用可能
浦安三社の一つ、清瀧神社
東京ディズニーリゾートのオフィシャルホテルとしても有名なヒルトン東京ベイ。こちらへご宿泊予定のメンバー様にも、ぜひ立ち寄っていただきたい古社をご紹介しましょう。
清瀧神社は、もともと漁師町として繁栄した浦安・堀江地区(旧堀江村)に、1197年に建てられました。ご祭神は海の神である大綿積神(おおわたつみのかみ)。近隣にある、猫実地区の豊受神社、当代島地区の稲荷神社と合わせて「浦安三社」と呼称され、長い歴史の中で地域の人々に親しまれてきた氏神様です。
最寄りは東京メトロ東西線の浦安駅。舞浜エリアからは約4kmの距離にあります。
ヒルトン東京ベイからは車を使えば10〜15分程度の道のりですが、舞浜〜浦安間を結ぶ路線バスのご利用が最も便利でしょう。駅前広場の横にある宮前通りを舞浜方面に歩いて5分少々。ほどなくすると境川があり、その橋を渡った先の右手に見えてきます。
境内はこじんまりとした広さながらも趣のある雰囲気。立派な佇まいの拝殿が参拝客を迎えます。その背後には、浦安市の指定文化財である木造三間社流造りの本殿を見ることもできます。
この浦安の地で4年に1度行われてきた三社礼大祭は、大小100基にのぼる神輿や山車が街を練り歩き、かの浅草の三社祭にも通じるにぎわいを見せるのだとか。昨年は残念ながら開催中止となってしまいましたが、2024年6月14日からの3日間、実に8年ぶりに、浦安っ子たちが待ち焦がれたお祭りが戻ってくるそうです。
長きにわたって漁師たちの暮らしや営みを見守ってきた清瀧神社は、海上安全に加えて、子孫繁栄、安産祈願にもご利益があるとされている神様です。ぜひ福を授かりに、散策へと出かけてみてはいかがですか。
ヒルトン東京ベイ
ヒルトン東京ベイ(千葉)
・特別レートは2024年12月30日のご宿泊まで
・3,690ポイントから (2名様ご利用時、税・サ料込)
※諸税(宿泊税、入湯税など)が適用となる場合はチェックアウト時に別途ご精算ください
・チェックイン予定日の8日前までご予約可能
【特典】
・無料朝食サービス
・20%の飲食割引き
・エクゼクティブラウンジがご利用可能
ご利用可能なポイント:クラブポイント、ボーナスポイント、セーブドポイント(合算可能) |
いかがでしたか? 東京には由緒ある神社仏閣が星の数ほどありますが、滞在されるリゾートのご近所にもそれぞれに魅力あふれるスポットが点在しています。次の旅では、地元の街歩きを兼ねたお参り体験を味わってみませんか。
どの施設も人気のうえ、空室に限りがありますので、ご予約はどうぞお早めに!
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