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クラブリゾートで、よりクラス感のあるバケーションを味わえるペントハウス。今回は、そのマネージャーを務めるケイコ・ジョンソンさんに、ハワイ・オアフ島の近況とおすすめの旅、ペントハウス滞在の楽しみ方をご案内していただきました。

ヒルトン・ハワイアン・ビレッジに立つ、39階建てのグランドワイキキアン・ヒルトングランドバケーションズクラブと、38階建てのザ・グランドアイランダー・ヒルトングランドバケーションズクラブ。これらのタワーでは、それぞれ上層階5フロアが、2〜3ベッドルームで構成される「ペントハウス」として、メンバー様とゲストをお迎えしています。そして、その運営を担当されているのがケイコ・ジョンソンさんです。

氏は2006年に入社。当時はまだグランドワイキキアンの建設がスタートしたばかりで、リゾートマネージャー、フロントデスクマネージャーを歴任。2009年のグランドワイキキアンのオープンと同時に、現職に就任されたといいます。

「さらに5年後、ザ・グランドアイランダーが開業し、その上層階に設けられたペントハウスについても兼務することとなりました。ヒルトン・ハワイアン・ビレッジには5人のHGVリゾートマネージャーがいて、朝7時から深夜12時まで、交代制で4つのタイムシェアリゾートを管理しています。対してペントハウスマネージャーは、ペントハウスにご滞在されるゲストの皆様に特化して、よりきめ細やかなサービスと特別感をご提供するためのポジションといえます」

過去、アーカンソー州のホテルで15年間もの長きにわたってバンケットマネージャーを務められてきたというケイコさん。フード&ビバレッジを中心に、お客様からの予約やリクエスト対応など、さまざまなゲストサービスに携わってきた経験が現在のお仕事にも通じていると語ります。

「今年3月、デービッド・イゲ知事の英断によって米国内の旅行者は自由にハワイを訪れることができるようになりました。それに伴って本土からの観光客が殺到。6月くらいからは日本人のゲストも増え、今はその割合がちょうど半々といったところでしょうか。ようやく、かつてのにぎわいが戻りつつあると感じています」

パンデミック前と後で変わった旅の楽しみ方

ケイコさんによれば、コロナ禍のさなかは残念な出来事がたくさんあったそうです。ご自身もご贔屓にしていたレストランが閉店を余儀なくされたのもその一つ。また、顕著だったのは、人と人とのコミュニケーションが希薄になっていったこと。例えば、ダイヤモンドヘッドでは入場時の混雑を緩和するため、オンラインによる事前予約制度を5月から導入するようになりましたが、多くの施設やお店でもWebブッキングが主流になっていったといいます。

「ただ幸いなことに、ペントハウスをご利用になられるメンバー様は、皆様がハワイ滞在の上級者。いみじくも旅の楽しみ方をよくご存じで、さわやかな海風に吹かれながらのんびりとお散歩に勤しんだり、美しい夕日を眺めに出かけられたり、思い思いのスタイルでハワイでのひとときを満喫されていました。決して特別なことではないかもしれませんが、皆様の満足そうな表情から、旅ができることへの感謝を感じ取れたような気がします」

そんなケイコさんが教えてくれた、とっておきの過ごし方は、ご自身も大好きで、時折オフタイムに利用されているという観光バスツアー。オアフ島には地元のバス会社や旅行会社が企画するツアーがさまざまにあって、王道の観光地を1日かけて周遊する定番コースなど、お好みのプランを自由に選べるのが嬉しいところ。日本語ガイド付きのツアーに参加すると、長年慣れ親しんできたはずのハワイにも、まだ見ぬ魅力が豊富にあることに気づかされると語ります。

「先日体験したのは、朝9時にワイキキを出発してノースショアを周り、多彩なアクティビティを楽しみながら夕方に戻ってくるという7時間程度のおまかせツアーでした。ガイドさんは20代から70代まで年齢層が幅広く、どなたもお話がとても面白いんです(笑)。文化、歴史、最新のトピックと、訪れるスポットごとに話題が尽きません。意外と知らなかったことも多くて、新鮮な気持ちで楽しめましたよ」

また、オアフ島を代表する交通機関のトロリーバスも束の間のプチトリップを味わう絶好の手段。一時は、現地企業のエノアコーポレーションが運営するワイキキトロリー1社のみの運行となってしまいましたが、11月からはLeaLeaトロリーも運行を再開するようになりました。

「ワイキキトロリーには、ピンク、レッド、グリーン、ブルーラインと、4つの市内巡回ルートがあります。東海岸エリアを訪れるブルーラインや、活気あふれるチャイナタウンやダウンタウンを巡るレッドラインがおすすめです。どのルートもだいたい1時間から2時間程度で周遊でき、途中下車しながら気になったスポットや美しい景色を訪ねてみてもいいですね」

テイクアウトのお弁当を携えて公園へピクニックに出かけたり、ワイキキ郊外のさまざまなビーチを訪れたり、その日の気分で自由にルートを取捨選択できるのがバス旅ならではの楽しみ方。きっと日本では味わえない、心を豊かにしてくれる体験や発見が待っています。

ペントハウスにお泊まりの際は、ぜひラウンジへ

ペントハウスにお泊まりの際は、ぜひラウンジへ

せっかくペントハウスに滞在されるのなら、観光へ出かけるばかりでなく、その充実した設備も存分に活用していただきたいとケイコさんは語ります。

「グランドワイキキアンは、開業から10周年を経て大規模なリノベーションが行われました。お部屋はさわやかで明るいブルー系のカーテン、カーペット、壁紙でまとめられ、家電も全て最新機種に入れ替えています」

チェックインは午後4時から。ご存じの通り、1階ロビーではなく、35階の専用ラウンジでチェックインができ、お部屋のご準備が可能となるまでは、専用ラウンジでお過ごしいただけるようになっています。

このペントハウス専用ラウンジ。実は、ザ・グランドアイランダーのペントハウス専用ラウンジと並び、「ラウンジを目的に泊まられるメンバー様が多数いらっしゃる」ほど、根強い人気を誇るスペースです。グランドワイキキアン、ザ・グランドアイランダー共に、毎日朝8時から夜7時までご利用が可能で、コンチネンタル形式の軽めの朝食、コーヒーやジュースといった各種ドリンク類、夕方5時からのハッピーアワーにはワインやビール、軽食などを提供しています。

「肉団子や枝豆など、ハワイ語でププ(pūpū)と呼ばれるおつまみが充実しています。観光やお買い物から帰られて、夕食前にビールで乾杯をされるお客様が多いですね。トロピカルフルーツやマウイチップスといった“ハワイを感じられる食べ物”も好評です。とりわけ、グランドワイキキアンのラウンジはダイヤモンドヘッド側に面し、海やラグーンを望む素晴らしい眺めが楽しめるんですよ」

また、早朝便で到着された場合は、スーツケースをベルデスクに預け、事前に取り出しておいた必要最低限の着替えや必需品は8階のロッカールームへ。チェックインまでの間、ワイキキ周辺でショッピングを楽しんだり、近隣のフードランドファームズやホールフーズなどのスーパーマーケットへ出かけ、その日の晩ご飯の食材を探したりすることもできるそうです。

ケイコさん曰く、「8月から再開した毎週金曜日恒例の花火もおすすめです」とのこと。ハワイへの渡航が随分と身近になった今こそ、ちょっとだけ贅沢をして、豪華なペントハウスのお部屋をご予約してはいかがでしょう。

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