ハワイを訪れたら試してみたいローカルフードの数々を、キングスランドのリゾートスタッフがそっと教えてくれました。次のバケーションでは、ハワイ独自の多文化が織り成す多彩な食の世界に挑戦してみませんか。
太平洋の真ん中に浮かぶ18の島々から成るハワイ諸島は、さまざまな民族が寄り添って暮らす、世界でもっとも多様な文化が混在する地域といわれています。おのずと食文化もバラエティ豊か。おなじみのフュージョンから古典的なお惣菜まで、グルメも唸らせるハワイアンキュイジーヌを体験しましょう。
キングスランド・ヒルトングランドバケーションズクラブでバーテンダーを務めるドナ・リムは、「ここには、ネイティブはもちろん、日本、ポルトガル、中国、スペインといった国々の影響を受けた、素晴らしいローカルフードがあるんです」と語り始めました。それでは、地元の料理をこよなく愛する彼女に、ハワイでポピュラーな料理を紹介してもらいましょう。
人気のハワイ古典料理「ポケボウル」
キングスランド内のレストランで提供している最新のメニューに、ハワイの定番料理として人気の「ポケボウル」があります。ポケはハワイ語で「魚の切り身」を意味する言葉ですが、もしかしたら「ポキ」と発音したほうがわかりやすいかもしれませんね。通常はマヒマヒ(シイラ)やアヒ(マグロ)を、醤油、ゴマ油、唐辛子、ネギなどの薬味と混ぜたものを指します。白米に乗せ、いわゆる「丼」に仕立てると「ポケボウル」という一品になります。
「キングスランドでは、ポケをナチョスのディップソースに使うのも人気の食べ方です。ゴマとワサビ、アイオリソースを加えてタロイモのチップに乗せていただくと、とってもおいしいんですよ!」
伝統的なハワイのローカルフード「ロコモコ」
最近、リゾートのメニューに「ロコモコ」が追加されました。こちらもポケボウル同様、私達日本人の味覚にも合う丼物に近い料理。白いごはんの上にハンバーグ、目玉焼きを乗せ、ブラウングレービーソースをかけていただきます。
「タマネギやキノコのソテーを添える場合もあります。朝食やランチはもちろん、夕食としても人気です」
ハワイの定番おかず「マカロニサラダ」
「新鮮な魚介のグリルや肉料理といったメインは、その日の気分やお好みで自由に選びたいものです。でも、ぜひ一緒にオーダーしてほしいサイドメニューが『マカロニサラダ』。塩茹でしたマカロニに、マヨネーズ、すりおろしたタマネギやニンジン、細かく刻んだゆで卵、リンゴ酢などを加えて和えた一品には、不思議な魅力があります」
ランチプレートに添えられていることも多いマカロニサラダは、ハワイでは定番の副菜として親しまれています。食材の調達や作り方も簡単なので、滞在されるお部屋のキッチンで手早く調理してふるまうのもおすすめ。いつもの食卓に加えれば、ハワイらしいディナーに早変わり。
「島の各地を巡っていると、ハワイ名物のローカルフードに出会う機会があると思います。例えば、『カルアポーク』は地面を掘ったオーブンで豚を焼き、細かくほぐして味付けした料理。また、スクイッド(イカ)の『ルアウ』もタロの葉を使ったクリーム煮のようなひと皿で、ココナッツミルクのかすかな甘さとイカの旨みが味わえる伝統の料理です。他にも、ハワイ風の鶏スープに春雨を加えて煮込んだ『チキンロングライス』、蒸したタロイモを潰した栄養価満点の『ポイ』などがあります」
食を通してハワイの文化に触れることも、この島を訪れる大きな楽しみの1つになるでしょう。未体験のメニューがあれば、ぜひトライしてみませんか。
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