オアフ島を経由してハワイ島にわたる際、空港での乗り継ぎに不安を感じたことはありませんか? そこで、空港到着から乗り換えるまでの基本的な手順と、ハワイ島エリソン・オニヅカ・コナ国際空港到着後のリゾートまでの移動を解説します。
オアフ島はもちろん、ハワイ島へは、日本から直行便を利用することができます。しかし、フライトによってはオアフ島を経由し、アメリカの国内線を乗り継いでハワイ島へ向かうケースもあるでしょう。また、まだ直行便が就航していないマウイ島やカウアイ島へ行く場合も同様。複数のリゾートにまたがる長期滞在を計画されていたり、各島を巡るアイランドホッピング体験を満喫したいとお考えなら、乗り継ぎは必須といえます。
そこで、ホノルルのダニエル・K・イノウエ国際空港での乗り継ぎを例に取りながらその手順をご紹介! 今回はハワイ島のクラブリゾート、キングスランド・ヒルトングランドバケーションズクラブでの滞在を想定して、空港到着からリゾートにチェックインするまでの基本情報をおさらいしてみます。
※以下にご紹介する記事とはシステムが変更になる場合もありますことをご了承ください。
ダニエル・K・イノウエ国際空港での入国手続き
日本からハワイまでの飛行時間は、季節や発着空港によって変わってきますが、例えば成田国際空港や羽田空港からホノルルまでのフライトは、およそ7時間30分から8時間。往路はほとんどが深夜便のため、機内でぐっすり眠っている間に到着します。
搭乗手続きに関しては、Vacation Styleの「飛行機の搭乗手続きとは? グランドスタッフがセルフチェックインを解説」もご参照ください。
ダニエル・K・イノウエ国際空港に降り立ったら、まずは入国審査(Immigration)が待っています。ハワイは出入国カードの提出が既に廃止されていますが、渡航目的や宿泊先を質問されたり、パスポートや帰りの航空券の提示を係員に求められます。
そして、入国審査が終わったら、次に向かうのは手荷物受取所(Buggage Claim)です。最終目的地がハワイ島であっても、経由地のホノルルで入国審査および税関審査が行なわれるため、一度この空港で荷物を受け取り、再び預け直さなければなりません。詳しくは事前にご利用の航空会社にお問い合わせいただくか、空港係員に確認し、その指示に従ってください。
さらに税関検査場へ。以前まで機内で配られていた税関申告書は廃止され、パスポートの提示のみとなっています。また、ご利用の航空会社の規定によって受託手荷物を受け取った方は、あらためてここで税関検査が行なわれます。ちなみにESTA取得者はAPC端末(自動入国審査端末)で税関申告が可能。紙での提出は不要ですので、英語に自信のある方はトライしてみてはいかがでしょう。
なお、ダニエル・K・イノウエ国際空港からエリソン・オニヅカ・コナ国際空港やヒロ国際空港へのフライトは1時間程度。どちらへ向かうにしても、乗り継ぎにはある程度の時間を要するため、余裕を持ったタイムスケジュールで動くことを心掛けましょう。
ESTAの申請については、「カウンセラーが教えてくれた「旅の準備」【旅マエ編】」をご参照ください。
入国手続き完了後は、いよいよ乗り継ぎへ
日本から国際線を使ってダニエル・K・イノウエ国際空港に到着すると、そこはターミナル2。ハワイアン航空を利用された場合はターミナル1か2のいずれかとなります。税関を通過したら、すぐ目の前に乗り継ぎ荷物再受託カウンターがありますので、必要に応じてそこで荷物を預け直し、乗り継ぎ便のチェックインカウンターを目指しましょう。
1. ハワイ島への乗り継ぎは「Interisland terminal」が目印です。空港内の案内表示に従って進んでください。
2. エスカレーターか階段を使って、1つ上の階へ上がります。
3. 「Neighbor Island」のチェックインカウンターに向かいます。
4. 自動チェックインカウンターの端末でチェックインを行ないます。ここでは、ハワイアンマイル番号、ご予約番号、eチケット番号を入力するか、ご予約の際に使用したクレジットカードまたはウェブチェックインの際に取得した搭乗券を読み込ませれば、簡単にチェックインを済ますことができます。操作がわからない時は、近くのスタッフに尋ねてみましょう。
5. 自動チェックインカウンターの端末で発行されたタグをご自分の荷物に付け、カウンターに預け入れます。
6. 手荷物検査場を通過したら、いよいよハワイ島へ出発です!
ワンポイントアドバイス
出発までに時間的な余裕がある場合は、空港内での散策やお食事、お買い物を楽しむのもオススメです。ただし、乗り継ぎを侮ってはいけません! ダニエル・K・イノウエ国際空港は、アメリカ本土をはじめ世界中からエアラインが乗り入れるハワイ州最大のハブ空港。搭乗客が集中すると手荷物検査場がすぐに混雑してしまい、あっという間に待ち時間が過ぎてしまいます。乗り継ぎ便の手続きやセキュリティチェックは余裕を持って、出発の2〜3時間前を目安に行動しましょう。 |
エリソン・オニヅカ・コナ国際空港からHGVリゾートまで
ようこそハワイ島へ。無事、乗り継ぎをクリアしてしまえば、離陸から目的地のハワイ島までは約1時間少々。2017年に従来のコナ空港から名称変更されたこの空港へと辿り着きます。
ハワイ島の醍醐味をとことん味わい尽くすのなら、やはりレンタカーの利用は不可欠でしょう。島内に敷かれた幹線道路はゆったりとした広さを持ち、目的地までの流れもシンプルなためドライブがとにかく楽。渡航後1年以内は、それまで有効な日本の運転免許証を携行していれば、国際免許を取得する必要なく運転することができます。
空港でレンタカーを手配する場合
エリソン・オニヅカ・コナ国際空港でレンタカーを手配してしまえば、各HGVリゾートやヒルトン・ワイコロア・ビレッジまでの移動も容易です。レンタカーは、現地に降り立った後でも借りられますが、ハワイ島のサービスカウンターでは日本語が通じないこともあるので、日本を出国する前に予約しておいたほうが正解かもしれません。
1. 到着/出発ゲートのターミナルを出て荷物をピックアップ。「Baggage Claim」の案内表示に従って進んでください。
2. 荷物を受け取ったら空港を出て、目の前のシャトルバス乗り場へ向かいましょう。全てのレンタカー会社の送迎用シャトルバスはここにやってきます。バスの車体には予約したレンタカー会社の社名やロゴがペイントされていますので、確認のうえで乗り込みます。どの営業所も所要時間は約5分です。
3. レンタカー会社に到着後はさっそく受付を。手続きが完了したら、キングスランドに向けて出発です。
4. 進路は北、HI-19をひたすら北上し、約30分の道のりを進みます。道中はハワイ島らしい溶岩台地の風景が続きます。
5. 「WAIKOLOA BEACH DR」の表示を左折。すぐにワイコロア・ビレッジ・エリアの入口を表すサインや、三角屋根のエントランスが見えてきます。
6. そのまま道なりに進むと、程なくしてキングスランドに到着。まずは、クラブハウスへお越しください。チェックイン時間前のお荷物のお預けや、チェックインの手続きを行ないます。
7. 手続き終了後は、滞在される棟まで車で移動。キングスランドの駐車場は無料で利用できますので、ご宿泊になる棟の近くに空いている駐車スペースがあれば、どこでも自由に停められます。
ワンポイントアドバイス
クラブメンバーの皆様には、提携レンタカーのご利用をおすすめします! メンバー優待特典としてお得な料金でレンタカーを借りることができます。 |
運転ができなくても大丈夫! 移動手段は豊富です
観光にしろお買い物に出かけるにしろ、いつでも自由に使える車があると大変便利ですが、それでも運転免許をお持ちでなかったり、海外での運転に自信がないというメンバー様もいらっしゃることでしょう。そんな時、空港からリゾートまでの移動は、空港送迎専用の定額タクシー、シャトルバスなどの手段が挙げられます。また、最近はUberやLyftといったライドシェアサービスを活用するのも手です。いずれにしても事前に予約しておくことをおすすめします。
リゾートを拠点にさまざまな島内スポットを巡る際も、ドライバー付きの送迎車を手配したり、送迎込みで参加できるツアーを活用すれば大丈夫。キングスランド、コハラスイーツ・ヒルトングランドバケーションズクラブ、ザ・ベイクラブ・ヒルトングランドバケーションズクラブにご滞在のメンバー様はリゾートとヒルトン・ワイコロア・ビレッジ間の無料シャトルバスのご利用も便利です。
レンタカー以外の交通手段を検討される方は、カウンセラーが教えてくれた「旅の準備」【旅ナカ編】も参考にしてみてください。
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