アジアンリゾートへの旅の醍醐味の1つは、現地の料理を味わうことではないでしょうか。食欲をそそるスパイスの香り、見たこともない食材や料理法の数々。ここでは、インドネシアとフィリピンで必ず食べたい料理をご紹介します。旅先ならではのさまざまな味にチャレンジしてみてはいかがですか。
インドネシア編
バリ島の田園リゾート、ウブドで味わうアヒル料理
バリ島を訪れたらぜひ試したいのが、アヒルの肉を素揚げしたクリスピーダック。まずはスパイスに漬け込んだアヒルの肉を煮込み、さらに油で揚げることで、日本のから揚げとはひと味違ったカリカリの食感に仕上がっています。ごはんや野菜と一緒に定食になっている場合が多く、旅行者でも気軽に注文できるのもうれしいところ。山間部にある田園リゾートとして人気のウブドでは古くから稲作が盛んで、田んぼの虫を食べさせるためにアヒルを飼う習慣があったことから、身近な食材として地元の人々に親しまれてきました。
夕陽を見ながらビーチで食すシーフードバーベキュー
バリ島のビーチリゾート、ジンバランというエリアのビーチ沿いにずらりと並ぶのが、インドネシアでイカンバカールと呼ばれるシーフードバーベキューを提供するレストラン。どの店も砂浜にテーブルと椅子を並べてあり、水平線に沈む夕陽を見ながら食事が楽しめます。日没後はロウソクやたいまつが灯され、南国情緒たっぷりの幻想的な風景に。打ち寄せる波の音を聞きながらのディナーは、旅の素敵な思い出になることでしょう。
グリルされるのは、新鮮なイカや魚、エビ、ロブスターなど。ココナッツの殻を炭代わりにして煙をもくもくとあげながら豪快に焼き上げる店もあり、調理風景を見学するのも大きな楽しみ。直火で焼かれたシーフードはそのままでも充分においしいのですが、添えられたサンバルという辛みのあるソースをつけて、インドネシアらしい味わいを試してみてはいかがでしょう。
フィリピン編
フィリピンでは、他の東南アジア各国とは違い、統一国家が存在しなかったため宮廷料理がありません。そのため郷土料理はすべておふくろの味といった風情の家庭料理が中心です。スパイス供給地のインドと距離があるためか香辛料はあまり使われず、唐辛子もほとんど使用しないため、淡泊な味わいが特徴です。
まさにおふくろの味、酸っぱいスープのシニガン
フィリピンで食べたい代表的な料理が、シニガンという酸味の効いたスープ。魚介や肉にたっぷりの野菜を加え、タマリンドというフルーツを調味料にして酸味を加えたものがそれです。地元ではごはんにスープをかけ、そこに魚介などの具を乗せ、よく混ぜ合わせてからいただきます。ところ変わればマナー違反になりそうな食べ方ですが、ごはんにスープの美味しさを行き渡らせるのがフィリピン流。独特の酸味を味わうスープです。
中国の影響を受けたフィリピン風春巻き、ルンピア
次にルンピアというフィリピン風の春巻きをどうぞ。ルンピアに用いられる具は、家庭やレストランによってさまざまですが、ひき肉に、玉ねぎやにんじんなどの野菜を巻いて揚げたものが多く、甘酸っぱいスイートチリソースをつけていただきます。揚げたルンピア・ブリドのほかに、生春巻きのルンピア・サワリ、春巻きの皮に具を乗せて自分で巻くオープンスタイルのルンピア・フバッドがあり、ごはんのおかずやお酒のおつまみ、子供のおやつとしても好まれています。
【おすすめのリゾート】
〈インドネシア/バリ島〉
バリ・マサリ・ヴィラズ&スパ
美しいビーチで知られるサヌールから車で15分ほど。ペタヌ川の渓谷沿いに建てられた優雅なリゾートです。伝統的なバリの建築様式を採用した全12棟のヴィラから望む景観は、これぞまさにバリの田園風景といった風情。こじんまりとしたリゾートながら、メインプールやレストラン、スパも完備されています。
全てのヴィラには簡易キッチンとダイニングルーム、またいくつかのヴィラにはプライベートプールがあり、人数に応じて1ベッドルームと2ベッドルームから選べます。
リバーサイドスパでは、バリの伝統的なスパイスオイルを使ったマッサージや、ストーンマッサージなどの施術が受けられます。
必要ポイント数:3,400〜4,800ポイント(7泊8日単位)
リサタ・バリ・リゾート&スパ
バリ島でもっともにぎやかなクタ地区にありながら、訪れる人をまるで山間部に滞在しているかのような静けさに包み込んでくれるのがこのホテル。美しい木々が配された庭がプライベート感を高めています。ショッピングエリアにも、美しいビーチにも、徒歩でアクセスできる利便性も魅力です。
客室はスーペリアルームから4ベッドルームのヴィラまでと幅広く、さまざまなグループトラベルにも対応できます。
青々とした植栽に囲まれた居心地のよいプールにはキッズプールもあり、それとは別に遊具が置かれたエリアも。レストランやビーチバー、スパも充実しています。
必要ポイント数:2,400〜5,800ポイント(7泊8日単位)
〈フィリピン〉
エル・ニド・ベイビュー・リゾート
フィリピンの西端に浮かぶパラワン島の北部エルニドに、2014年にオープンした新しいホテル。美しい海と沖に浮かぶ島々が織りなす大自然が360度にわたって眺望できる丘の上にあり、素晴らしい夕陽を眺めることができます。丘を降りるとすぐにプライベート感あふれるサンセットビーチが見えてきます。
海側の部屋からは夕陽が沈むさまが臨めます。美しいビーチや島々を巡るツアーに参加したり、小さな商店やカフェがあるエルニド村に散策へ出かけたり。フィリピンの大自然と素朴な村の様子を楽しんではいかがでしょうか。
必要ポイント数:2,400ポイント(7泊8日単位)
【ご予約・お問い合わせ】
RCI Asia Pacific Singapore, LLC
電話: 0120-805-811(日本からのフリーダイヤル)
03-6866-4900(日本国外・携帯電話から)
*音声ガイダンスより6番を選択してください。
営業時間(日本時間):月~金曜/午前9:00~午後6:00、土曜/午前9:00~午後2:00
休業日:日曜日、日本の祝日およびシンガポールの一部の祝日(クリスマス・元旦)
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