ハワイ島のローカルタウン、ヒロの魅力を再発見。おすすめの散策コースをマップ付きでご紹介します。
写真提供:PIXTA
築100年以上の木造建築が穏やかな街の雰囲気を創り出し、ロコ達の温かな人柄に触れられるハワイ島のローカルタウン、ヒロ。日系人が中心となり栄えてきたこの街は、初めて訪れた時から、どこか懐かしい気持ちにさせてくれます。
クラブリゾートがあるコナからヒロまでは、車で1時間半ほど。マウナケアとマウナロアの間を走るサドル・ロードをドライブして、バケーション中のショートトリップにも最適です。また、昨年リノベーションが完了したばかりのグランド・ナニロア・ホテル・ヒロ・ダブルツリー®バイ・ヒルトンに宿泊してゆっくりと街歩きを楽しむのもおすすめです。
今回は初めてヒロを訪れる方へ、おすすめの散策コースをご紹介します。ぜひご自分の足で散策し、街の魅力を味わってください。気取らない等身大のハワイに出会えるはずです。
素顔のハワイに触れるおすすめ散策コース
1.リリウオカラニ・ガーデン・パーク
日本庭園の後方にマウナケアを望む、ユニークな景観に出会えます。
バニアン・ドライブ、カメハメハ・アベニューを、車で約7分
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2.コンシャス・カルチャー・カフェ
今話題のヘルシードリンク「コンブチャ」をチェック、お土産にも。
ケアウェ・ストリート、カラカウア・ストリートを、徒歩約2分
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3.ハナホウ
センスの良い品揃えが人気のセレクトショップをチェック。
カメハメハ・アベニューの街並みを楽しみながら、徒歩約5分
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4.ヒロ・ファーマーズ・マーケット
ロコでにぎわう地元のマーケットで新鮮食材を調達しましょう。
同じブロックを少し戻って、徒歩約1分
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5.カフェ・ペスト
メイド・イン・ハワイの素材で楽しむ絶品イタリアンをどうぞ。
リリウオカラニ・ガーデン・パーク
写真提供: LiborK/shutterstock.com
ヒロを訪れたら、必ず足を運んでいただきたい場所が、海外にある日本庭園としては最大級の広さを誇る「リリウオカラニ・ガーデン・パーク」です。日本庭園の後方、海を越えた先にはマウナケアとマウナロアの雄大な姿が広がります。ハワイと日本が融合した独創的な風景には不思議な魅力があります。本格的な日本庭園がこの地で見られるのは、日系人が活躍してきたヒロならでは。ワイホヌ池に架かる太鼓橋を渡り、美しい水面や趣ある鳥居などを眺めながら庭園内をゆっくり散策すると、心や体の疲れが解きほぐされる気がします。天気の良い日には、テイクアウトグルメを買ってピクニックを楽しむのもおすすめです。
歩き疲れたら、リリウオカラニ・ガーデン・パーク近くのグランド・ナニロア・ホテル・ヒロ・ダブルツリー®バイ・ヒルトンのロビーのソファでひと休み。眼下に広がるヒロ湾のパノラマビューは一見の価値があります。
コンシャス・カルチャー・カフェ(英語)
写真提供:Conscious Culture Cafe
喉が渇いたら、今ハワイで話題を集めているヘルシードリンク「Kombucha(コンブチャ)」を体験できるカフェでひと休み。実は「コンブチャ」の正体は、かつて日本でも一世を風靡したあの「紅茶キノコ」。デトックス効果や体内のPHバランスを整えてくれる効果が期待できると、今再び、ロコ達に大人気なのです。「コンシャス・カルチャー・カフェ」は、ハワイ産のオーガニック素材を使ったコンブチャ醸造所「ビッグアイランド・ブーチ」が手がけるオーガニックカフェ。注目のコンブチャは「マンゴー・メリー・ミント」「リリコイ・ラッシュ」など約10種のフレーバーを楽しめます。その他、「ママキティー」や「カヴァ」などハワイのハーブティーや搾りたてのココナッツウォーターなども味わえます。
ハナホウ(英語)
写真提供:Hana Hou
ハワイ通の間ではヒロに来たら必ずチェックする! というファンも多いこちらのセレクトショップ。アメリカのメディアはもちろん日本のメディアでも紹介が増え、注目度はさらに高まっています。ここではハワイの工芸品の定番、ラウハラのバッグや帽子をはじめ、センスの良い雑貨やドレスが揃います。ヴィンテージの布地を使ったオリジナルのアロハやドレスは、どれも大人の遊び心を刺激する素敵なデザイン。こちらで購入したハワイの正装で少しお洒落なディナーに赴くというプランもおすすめです。ラウハラ編みのアーティストでもあるオーナーのミシェルさんをはじめ、気さくなスタッフが丁寧に対応してくれます。
また、1ブロック先にお店を構えるアロハシャツの名店「シグ・ゼーン」のデザイナー、シグ・ゼーン氏は、ミシェルさんのお兄様なのだとか。「ハナホウ」と「シグ・ゼーン」2人の生み出すデザインを並べて見ることができるのもヒロショッピングならではの楽しみです。
ヒロ・ファーマーズ・マーケット(英語)
写真提供:左)ハワイ州観光局;右)Hilo Farmers Market
明日の朝のスムージーにこだわるなら、自然の恵みいっぱいのファーマーズマーケットを覗いてみましょう。現地の人達との交流もマーケットでの楽しみの1つ。新鮮な食材を使ったおすすめのレシピを教えてくれたり、ディスカウントしてくれることも。お店の人には、こちらから気軽に話しかけてみましょう。地元で採れた魚介類や野菜、フルーツをはじめ、手作りのパンやジャムなどバラエティ豊かなグルメはどれも魅力的。ほとんどが量り売りなので、気になる食材を色々購入して食べ比べを楽しんでみましょう。地元産の新鮮な野菜やフルーツを使った朝食は、リゾートでしか味わえない贅沢です。
カフェ・ペスト(英語)
写真提供:CAFÉ Pesto
地産地消ムーブメント「HRC(ハワイ・リージョナル・キュイジーヌ)」の先駆け的存在として人気を誇り、確かな技術と味でロコの心を魅了し続けるイタリアンレストラン。ハワイ島ワイメア産のトマトなど地元の新鮮な食材を使ったクオリティの高いイタリアンを堪能できます。大ぶりにカットされた色鮮やかなシーフードがのるパスタ、イカをサクサクの衣で包んだカラマリフライ(イカのフライ)など、どのメニューを頼んでも納得のおいしさ。落ち着いたインテリアの店内ではギターの生演奏も楽しめます。ドレスコードは、リゾートカジュアルでお出かけください。
さらに深く、自分の足でヒロを体感したい方におすすめ
写真提供:Big Island International Marathon
街歩きを思う存分楽しんだら、ハワイ島の大自然を体感しに出かけましょう。
2018年3月18日(日)は、恒例のビッグアイランド・インターナショナルマラソン(英語)が開催されます。標高200m地点からスタートし、海岸線に沿って走るオーシャンフロントのコースは爽快感抜群。熱帯雨林や滝、溶岩ビーチなど、ハワイ島ならではの絶景を眺めながら走るコースは「世界でもっとも美しいコース」とも言われています。フルマラソンの他、ハーフ、制限時間なしの5kmラン&ウォークもあるので、自分のレベルに合わせて参加することができます。
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