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アメリカ合衆国の首都ワシントンD.C.。政治・経済の中心地であるこの都市は、映画やドラマにもたびたび登場する美しい街の景観をはじめ、豊富な見どころを擁する観光地としての顔を併せ持っています。充実したスポットを巡る48時間の旅へとご案内しましょう。

ホワイトハウスをはじめとする連邦政府の公的機関や歴史的建造物が壮麗な姿を見せる一方、この街の中心部には主要な観光スポットが目白押し。計画的に整備された道路は広く、迷いにくいため、初めての滞在でも安心して街歩きが楽しめます。そこで、日本のメンバー様のためにアメリカの『クラブトラベラー』チームが教えてくれた、48時間で楽しむモデルプランをご紹介します。

1日目:定番の博物館群巡りと、注目のウォーターフロントエリアへ

午前10:00〜

ワシントンD.C.観光の最大の醍醐味は、なんといっても世界最大級の展示内容を誇るスミソニアン博物館群巡りに尽きるでしょう。

1日目:定番の博物館群巡りと、注目のウォーターフロントエリアへ

スミソニアン学術協会が運営する19の博物館・美術館ならびに研究施設には、国立自然史博物館国立アメリカ歴史博物館など、人気のミュージアムがその名を連ねています。

一つひとつを隈なく見て回ろうとすると、時が経つのを忘れてしまいそうですが、まずは2025年の完成を目指して現在大規模な改修計画が進められている国立航空宇宙博物館を訪れてみてはいかがですか。2022年秋にはすでに8つのギャラリーのリニューアル工事が終わり、国際宇宙ステーションのレプリカや、1909年にライト兄弟が作り上げた複葉機などが展示・公開されています。

この航空宇宙博物館をはじめとする博物館群の多くは、街の中心部に位置するナショナル・モールという地域に集中しています。ここは、東にアメリカ合衆国議会議事堂、西にリンカーン記念館があり、日々多くの観光客が往来するエリアです。

ちなみに各博物館や美術館の運営は、政府財源および民間の寄付、ミュージアムショップの収益などが充てられているため、ほとんどの施設は入場が無料です! 博物館群全体での収集物は実に1億4,000万点以上。博物館群といえばドイツ・ベルリンにも複数の博物館と美術館群が存在しますが、規模と大きさにおいてはこのスミソニアン博物館群の足元にもおよびません。

午後12:00〜

世界に類を見ない博物館群の一端に触れた後は、国立アメリカ・インディアン博物館内にあるミシタム・ネイティブ・フーズ・カフェでランチをお楽しみください。メニューにはアメリカ先住民のレシピからインスピレーションを得た料理の数々が並びます。

ご馳走をいただいたら、ナショナル・モール界隈にあるその他の博物館やギャラリーを見て回るのもおすすめです。散策のハイライトは、ナショナル・ギャラリー(国立美術館)へ。西棟西側にある彫刻庭園ではミロやリキテンステインの作品をお見逃しなく。また、第34代アメリカ大統領であるドワイト・D・アイゼンハワーの記念館なども必見です。

午後3:00〜

ワシントンD.C.の「D.C.」は「District of Columbia(コロンビア特別地区)」の略。他のどの州にも属さない連邦政府の直轄地という意味があります。

その活気に満ちた中心地から地下鉄に乗って、南西部のウォーターフロントを目指すと、ザ・ワーフという再開発エリアに降り立つことができます。ポトマック川に沿って延びる石畳を散策しながら、1805年に開業した魚市場や、お洒落なレストラン、カフェをチェックしてみましょう。中には地元で作られたジュエリーやアートを販売するショップや、お土産にぴったりなスイーツを提供するお店を見つけることができるかもしれません。埠頭沿いの歩道にはところどころにベンチが設けられているので歩き疲れたら休憩と水分補給を。水上タクシーに乗って、水面から辺りの美しい景観を楽しむのも一興です。

午後6:30〜

前述の通り、ザ・ワーフには素敵なレストランが点在しています。せっかくならこの場所で、早めのディナータイムを過ごしてみてはいかがでしょう。近海で獲れたおいしい牡蠣を提供するオイスターバーや、新鮮な魚介をふんだんに使ったイタリアンレストラン、トラットリアなど、目移りしてしまうほど多彩なグルメが堪能できます。

なお、このエリアには人気店が多いので事前のご予約は必須。オープンテーブルなどのレストラン予約サイトで、目当てのお店をチェックしておくことをおすすめします。

あるいは、夕食の楽しみは後回しにして、ザ・ワーフにあるライブハウス、アンセムに立ち寄って、コンサートやコメディショーに熱狂してみるのもいいかもしれません。この巨大な施設は1万7,000㎡をゆうに超える広さを誇るパフォーマンス会場で、可動式ステージによって最大6,000人の観客を収容可能。公式ホームページ(英語)のカレンダーから好みのプログラム(大抵は午後6:30開場)を見つけてチケットを購入できます。

2日目:市井の人々の暮らしに触れながら、歴史的建築を巡る楽しみ

午前9:00〜

朝は地元の市場に出かけ、エネルギーを補給しましょう。アメリカ合衆国議会議事堂から東南に広がるキャピトル・ヒル地区には、1873年頃に建てられた赤レンガの市場兼フードホールであるイースタンマーケットがあります。地元の人々が食料品を買い求めるマーケットプレイスは火曜日から日曜日まで営業。とりわけ毎週日曜日にはフリーマーケットが開催され、広場に様々なフードスタンドが立ち並びます。また、老舗のダイナーではブルベリーソースの爽やかな酸味が楽しめるそば粉のパンケーキや、エッグベネディクトをお試しいただけます。

2日目:市井の人々の暮らしに触れながら、歴史的建築を巡る楽しみ

朝食のついでに、リゾートで料理を楽しむための食材探しを済ませたら、次は議会議事堂周辺を散策してみては? 春にはエイブラハム・リンカーンに捧げられた桜が満開となり、タイダル・ベイスンのほとりに果てしなく続く桜並木のアーチと圧巻の風景が広がります。

午前11:30〜

アメリカ合衆国議会議事堂の象徴的な佇まいは、まさにこの街のランドマーク。外観を間近に眺め歩くのもいいですが、せっかくなら無料の見学ツアー(英語)を予約して、内部を探訪してみるのも貴重な体験となることでしょう。

赤いブレザーを羽織った専門のガイドが、ジョージ・ワシントンの壁画が描かれた高さ約88mのドームなど、多様な見どころを案内してくれます。館内の国立彫像ホールでは、全米50州における歴史的偉人達の彫像100体(各州2体ずつ)が展示され、中にはカメハメハ1世やジョージ・ワシントン、ロナルド・レーガン元大統領の姿を見つけることができます。近年設置された女性飛行士アメリア・イアハートや、公民権運動の先駆者メアリー・マクロード・ベスーンの肖像画もお見逃しなく。

ワシントンD.C.は建物散策がお好きな方にとってワクワクが止まらない街。議会議事堂を後にしたら、次は角を曲がって最高裁判所、アメリカ議会図書館などにも足を延ばしてみましょう。

午後2:00〜

午後はタクシーやUberを利用して、ユニオンマーケットへと向かいましょう。ここには、古い倉庫を復元して建てられたレストランやショップが並び、グルメ散策やお土産探しを存分に楽しむことができます。

タコスやハンバーガーを味わった後は、屋上にあるピクニックエリアでデザートやお茶をいただきながらひと休み。昼食後は地元の書店やブティックなど、多彩なジャンルのショップを眺め歩く楽しみが待っています。

午後6:00〜

キャピトル・ヒルの南に流れるアナコスティア川沿いには、メジャーリーグベースボール(MLB)の東地区に所属するワシントン・ナショナルズの本拠地、ナショナルズ・パークがあります。本場メジャーリーグの試合観戦は貴重な体験! でも、たとえ試合がない日でも、ボールパークにはお買い物やお食事、アトラクションなど、様々なエンターテイメントがあふれています。ロブスターロール、ステーキサンドウィッチ、ナチョスなどをつまみながら、ピクニック気分でボールパーク散策を楽しんでみるのも一興です。

また、余裕があれば、ポトマック川を北に遡ってジョージタウンに足を運んではいかがですか。ここではサンセット・カヤック・ツアーが大人気。夕暮れ時、ワシントン記念塔やケネディセンターを水上から眺める贅沢なひとときを味わえます。さらにその近隣には、グルメの舌を唸らせる高級レストランから、ジョージタウン大学の学生達が足しげく通うカジュアルレストランまで、豊富な選択肢の中から食の楽しみを選ぶことができます。きっと忘れられないディナータイムを過ごせるはずです。

午後9:00〜

1日の締め括りは、キャノピー・バイ・ヒルトン・ワシントンD.C. ザ・ワーフ(英語)の屋上バー、ウィスキー・チャーリーのカクテルで乾杯してください。おすすめの一杯はサザンビーチ。バーボンをベースにメイプルシロップやフレッシュレモンジュース、ジンジャービールなどを加えた宝石のようなカクテルが、埠頭の景観を間近に臨む素晴らしいロケーションと共に、心地よい宵を演出してくれます。

ワシントンD.C.滞在は、ザ・ディストリクト・ヒルトンクラブで

キャピトル・ヒルの象徴的なモニュメントのすぐそばに、エンバシー・スイーツ・バイ・ヒルトン・ワシントンD.C.・ジョージタウンがあります。その上層階3フロアが、ザ・ディストリクト・ヒルトンクラブ。メンバー様にとって滞在拠点となる洗練されたクラブリゾートです。

ワシントンD.C.滞在は、ザ・ディストリクト・ヒルトンクラブで

にぎやかなジョージタウンとデュポン・サークルエリアに挟まれた一等地に位置するため、どこへ出かけるにもとても便利な立地。しかも周辺には閑静な街並みが広がり、静かな都会の隠れ家といった趣が特徴です。

また、館内に1歩足を踏み入れると、そこには開放感にあふれた吹き抜けのロビーと落ち着いた雰囲気のラウンジが。部屋タイプは、街の歴史とモダンなタッチが融合した 1〜2ベッドルームがあり、それぞれミニキッチンとバーカウンターが備わっています。ワシントンD.C.でのバケーションは、旅の記憶をより鮮やかにとどめてくれるこの滞在空間でお過ごしください。

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