石鹸のリサイクルを通して、よりよい社会の実現に貢献しています

リゾートの洗面所やバスルームで使われた石鹸が、世界中の国々で再利用されていることをご存知ですか？

Clean the Worldはこれまで、世界127ヶ国に住む子供達やその家族に5千万本を超えるリサイクル石鹸のバーを寄付してきました。この石鹸は生活環境をより清潔にするのに使われ、感染症などの病気から子供たちの命を守ります。HGVはヒルトン・ワールドワイドの一員として、ヒルトンブランド全体で取り組んでいる「トラベル・ウィズ・パーパス（目的を持った旅）」プログラムに参加しており、その目的は2030年までに全ての石鹸の無駄をなくすこと。Clean the Worldの石鹸リサイクルプログラムへの協力は、トラベル・ウィズ・パーパスのミッション実現にも役立つため、社会貢献の一環として共に手を携えていくことになりました。清潔な生活環境の実現によって、社会にポジティブな影響をもたらし、子供達の疾病・死亡率を下げるのに貢献できるこの提携を、HGVのチーフ・カスタマー・オフィサー、スタン・ソロカは「誇りに思う」と語ります。

「私共は、このプログラムに参加できることにとてもワクワクしています。これまでもヒルトンホテルは、Clean the Worldとのリサイクル・パートナーシップによって、年間数百万個の石鹸を寄付してきました。今後は私共もその輪に加わり、プロジェクトをさらに推進して、よりよい社会づくりに貢献していきます」

ところで、リサイクル石鹸はどのように再生されているのでしょうか？

まず、各クラブリゾートのハウスキーパーが、クラブメンバー様が滞在されたお部屋から使い残しの石鹸を回収し、Clean the World特製の収集箱に集めます。集められた石鹸は次に専用施設へ送られ、粉砕、消毒、成形を経て、新しい石鹸へと生まれ変わります。このリサイクル石鹸は、貧困や政情不安などから上下水道を整備できない国々に送られ、清潔な生活を保つのに必要な設備や石鹸が十分にない難民キャンプや災害時の一時的な避難所などで使用されています。

「世界の貧しい国々では、衛生管理の不備から生じるさまざまな病気で、今もたくさんの子供達が亡くなっています。Clean the Worldとヒルトンがスクラムを組むことで、本来は捨てられてしまう使い残しを、命を救う宝物に変えているのです。HGVはもちろん他のヒルトン・ブランドにもこの活動を拡大し、グローバルな支援の輪を広めていきたいと考えています」と、ヒルトンの広報部門でグローバル責任者を務めるケイティ・ファロンは話します。

ご宿泊を終えリゾートを去る際、小さくなった石鹸は、ぜひその場に残しておいてください。滞在されるクラブメンバー様もまた、バケーションを通して、このエコ活動に間接的に参加していることになります。