私達が取り組む「マラマハワイ」、オアフ島の海岸線復元のための植樹

2022.06.08

ハワイを思いやる心「マラマハワイ」。ヒルトングランドバケーションズもその意義に賛同し、ハワイの美しい自然環境を守るためのさまざまなCSR活動を行っています。今回は、私達チームメンバーとオーナー様、地域ボランティアの皆様と共に実施した、オアフ島の海岸線の外来植物の除去および在来植物の再植活動についてご紹介します。

ヒルトングランドバケーションズは過去数十年にわたり、ハワイにおけるホスピタリティのリーダーとして、豊かで活気あるハワイ文化と、その素晴らしい自然環境を守る良きパートナーであることを表明してきました。「マラマ＝思いやりの心」を持ってハワイに接し、この場所が提供する全てのものを大切に守り、維持してゆくために、楽しく有意義な活動をサポートしています。

去る4月22日は、世界各地で地球環境の保護への支援を示すためのさまざまなイベントが催される「アースデイ」でした。その日、私達は、マラマ・プウロア（英語）と共に、カパパプヒ・ポイント・パークとパール・ハーバーの海岸線の美しい自然環境の復元を支援する新しいパートナーシップを発表しました。マラマ・プウロアは、自然に対する強い責任感、誇り、そしてアイナモモナ（豊かな土地、豊かな人々）の考えを育むことにコミットした非営利団体、フイ・オ・オホオホヌア（HOH）の主要プログラムです。

当日は、私達チームメンバーやHOHのスタッフに加え、このボランティア活動に賛同してくださったオーナー様にもご参加いただきました。その舞台は、カパパプヒ・ポイント・パーク。プウロアの海岸線の自然復元のために、外来植物の除去とハワイ原産の植物を再植する作業に汗をかきました。

HOHのエグゼクティブディレクター、サンディ・ウォード氏は次のように語っています。

「HOHのスタッフは、ヒルトングランドバケーションズのチームと協力し、このように有意義な形で私達の活動を人々に紹介し、豊かなプウロアを復元しようとする努力を強化することができたことにとても感謝しています。このイベントと私達が築くピリナの関係（絆）が、ポジティブな変化を生み出すコミュニティの力への信念を高める一助となることを願っています」

一方、「私達チームメンバーとオーナー様は、私達が愛する島の自然の素晴らしさを未来の世代のために守るという意識を共有しています」と語るのは、ヒルトングランドバケーションズのシニアバイスプレジデントでありマネージングディレクター APAC ＆ハワイを務めるジェフ・バーニアーです。

「私達は皆、一人ひとりが重要な役割を果たすことができると信じています。この復元プロジェクトは、ハワイ州観光局が掲げる『マラマハワイ』の一環として、私達が支援しているボランティア活動や文化活動の1つに過ぎません。しかし、1年を通して、我々チームメンバーとクラブメンバーの皆様が共に手を携えることで、地域のコミュニティに恩返しを行うことができます。活気あるハワイ文化とつながり、コミュニティがより強く発展できるよう支援したいと考えています」

さらに、ヒルトングランドバケーションズのシニアバイスプレジデント, マーケティング‐ハワイ、リンダ・ロドリゲスは次のように述べています。

「オアフ島のコミュニティの一員として、私達は、土地やそこに住まう野生生物、海を大切にするというマラマハワイのミッションを心から受け容れたいと思っています。そして、マラマ・プウロアのような、持続可能性、教育、復元を支持する組織を支援し、パートナーとなれることを誇りに思います」

この取り組みは、ヒルトングランドバケーションズの30周年を記念して、企業の社会的責任を目的とするプログラムである「HGV Serves」を発展させた「30 for 30キャンペーン」の一環として行われました。私達は今年、30のボランティア活動や慈善活動を通じて、災害救援、ホームレスや退役軍人の支援、青少年の育成など、4つの慈善分野の組織支援に注力していく予定です。

ちなみに、マラマ・プウロアは、土地と水の保全について小学生と高校生を教育することに尽力しています。また、ハワイ大学研究公社（RCUH）、マラマ・ラーニングセンター、島の西側にある全てのオアフ島教育局の施設と協力し、環境への影響調査を支援しています。

なお、オアフ島内で行われたアースデイのイベントには、ワイパフ高校やハワイ大学の生徒など、多くのコミュニティメンバーが参加したとのこと。ハワイが数十年後も数百年後も素晴らしい楽園であることを願って、たくさんの人々がさまざまな形でマラマハワイに参加しています。