ハワイを思いやる心「マラマハワイ」。ヒルトングランドバケーションズもその意義に賛同し、ハワイの美しい自然環境を守るためのさまざまなCSR活動を行っています。
地球上では、伐採や山火事の影響で森林破壊が進み、温暖化が加速しているといわれています。と同時に、実は森林が失われていく3倍のスピードで湿地が消失しているのをご存じですか? 1700年代以降、世界の湿地の90%近くが劣化し続けています。
1971年の2月2日に採択された「ラムサール条約」は、世界各地に生息する動植物を守り、ワールドワイドな協力体制を図ろうという条約です。そして、この2月2日は、水鳥の保護や、生活域となる湿地の保全・回復を目的として「ワールド・ウェットランド・デー(世界湿地の日)」に制定されました。
その記念すべき日にあたる2022年2月2日に、ヒルトングランドバケーションズは、地元の環境非営利団体のセーブ・ザ・ウェットランド・フイに5,000ドルの寄付を行いました。
これは、昨年誕生したマウイベイヴィラズ・ヒルトングランドバケーションズクラブが立つキヘイ周辺に広がる湿地の保護が主な目的。セーブ・ザ・ウェットランド・フイが使命とする環境活動、専門家による教育プログラム、アウトリーチ(ワークショップなどによる普及活動)の継続を支援するためのものです。
また、寄付金の贈呈式当日は、過去に専門家の指導のもとで植樹した80本以上のヤシの木や、その昔は薬として使用していた在来植物などをメンテナンス。日頃からヒルトングランドバケーションズのスタッフは、荒地の草むしりや、木を植えるボランティア活動を行なってきましたが、この日はセーブ・ザ・ウェットランド・フイのスタッフの皆さんと共に水やりを行いました。
「アロハの精神をクラブメンバーの皆様と共有したい」。そう語るのは、マウイベイヴィラズのゼネラルマネージャーであるウィル・べセルです。
「マウイの環境を守ろうと献身的な活動を続けているセーブ・ザ・ウェットランド・フイの皆さんの豊富な知識、情熱に大きな感銘を受けました。また、私達のリゾートを訪れるクラブメンバー様やゲストの皆様が、この島にとって重要な湿地のケアに参加できるかもしれません。将来、その機会を提供できるかもしれないことにワクワクしています」
セーブ・ザ・ウェットランド・フイは、自然環境のバランスを取り戻し、貴重な生態系を維持するため、清掃活動や在来種の木々を植樹するボランティアを歓迎しています。近い将来、リゾートに滞在しながら、マウイの動植物、自然、文化に精通した専門家の指導のもと、楽しみながら大自然を散策できる日がやってくることでしょう。
ヒルトングランドバケーションズでは、ビーチの清掃活動や海洋保護活動、さまざまな教育セミナーの実施など、ゲストの皆様にも地域のコミュニティをサポートする活動に参加できるプログラムの開発を進めています。
リゾートでの取り組みについて
マウイベイヴィラズでは、開発時から環境を配慮しさまざまな施策を行っています。
全てのお部屋と公共エリアに節水型の電化製品を導入し、詰め替え可能なボトルの使用を促進するための給水所を設置しています。また、リゾート開発前に植えられていたハワイ固有の植物を、開発期間中は植物農園に一時的に全て移し、リゾートの景観として再植栽しました。もちろん、地域の奉仕活動にも引き続き積極的に貢献していく予定です。
よりよい環境を保つことを目的とする、こうしたさまざまな施策は、ハワイの歴史と自然を心から尊重し、ゲストとなるクラブメンバー様に最高の思い出を提供したいという思いによるもの。持続可能な観光を実現するための取り組みに今後もご期待ください。
「マラマハワイ」で、心豊かに旅するハワイもぜひご覧ください。
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