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沖縄の料理は、中国大陸や朝鮮半島などの影響によって創り出されてきた独特な食文化。一度は味わってみたい沖縄伝統料理の数々をご紹介します。

食文化は地域によってさまざまですが、沖縄は琉球王朝時代から海外との交流の中で、独特な食文化を創り出してきました。沖縄に古くから伝わる伝統的な料理を一般的には「琉球料理」と呼び、賓客をもてなすために生まれた「宮廷料理」、そして一般の人々が慣れ親しんできた「庶民料理」に分けられます。

写真提供:沖縄観光コンベンションビューロー

宮廷料理からの流れで今も食される琉球料理

宮廷料理からの流れで今も食される琉球料理
東道盆 ©OCVB

琉球王朝時代に中国皇帝の使者である冊封使や、薩摩の在番奉行などをもてなすために祝宴で供されたのが、代表的な宮廷料理の「東道盆(トゥンダーブン)」です。「東道」とは中国の史書による「東道の主」に由来し、主人となって客の世話をするという意味があります。一見おせち料理の重箱を連想しますが、東道盆はおせち料理のように隙間なく詰めるのではなく、ゆとりを持って盛り付けるのが特徴です。

東道盆の代表的な料理には、クティンプラ(小てんぷら)、ミヌダル(豚ロースのごまだれ蒸し)、ビラガラマチ(青ねぎ巻き)、グンボーマチ(ごぼう巻き)、シシ(肉)かまぼこ、ターンム(田芋)から揚げ、花イカなどがあります。(写真上から時計回り)

豆腐よう ©OCVB
豆腐よう ©OCVB

「豆腐よう」は琉球王朝時代に高級珍味として食され、今に伝わる料理。島豆腐を紅麹や泡盛に漬け込み、発酵・熟成させた発酵食品で、ウニのような濃厚な風味と滑らかな食感が楽しめます。旨み成分の塊で濃厚なため、楊枝の先で少しずつ削りながら食べるのが美味しく味わうコツ。お酒のアテにぴったりです。

ラフテー角煮 ©OCVB
ラフテー角煮 ©OCVB

「ラフテー角煮」は皮付き豚バラ肉の煮込みで、琉球王朝時代に中国料理のトンポーロー(豚の角煮)の技法を取り入れたもの。今では沖縄の伝統的な料理として広く親しまれ、祝い事やお正月などに欠かせない料理の1つです。

中味汁 ©OCVB
中味汁 ©OCVB

「中味汁(なかみじる)」も、お祝いの席に出される代表的な琉球料理の1つ。中味とは豚の胃袋や腸などのモツのことで、内臓は小麦粉や塩を振ってもみ洗いし、何度も水煮を繰り返して雑味や臭みを抜きます。椎茸、こんにゃくなどを入れた、あっさりとした味付けのお吸い物です。

手軽に食される庶民料理

手軽に食される庶民料理
ゴーヤーチャンプルーは沖縄の定番料理 ©OCVB

庶民料理は、沖縄が育んだ食材を用い、無駄を省きつつ栄養のバランスを考えた料理。亜熱帯気候の沖縄は食べ物が傷みやすい環境のため、知恵や工夫を凝らした調理法で作られています。中国より伝わる医食同源の理にかなったもので、日々の食事は「ぬちぐすい(命の薬)」や「くすいむん(薬になるもの)」として古くから考えられてきました。

なかでも「ゴーヤーチャンプルー」は、最も親しまれている定番の庶民料理。すでに馴染みの料理ですが、独特な苦みがクセになる美味しさです。特にゴーヤーはビタミンCを多く含むことで知られていますが、苦み成分であるモモルデシンには、胃腸の粘膜を保護したり、食欲増進の効果があるといわれています。

足テビチ ©OCVB
足テビチ ©OCVB

「豚は頭から足まで余すことなく食べる」という中国からの影響を受けたメニューの1つが「足テビチ」。豚の足をぶつ切りにして昆布や大根と長時間煮込んだ料理です。じっくり煮ることでコラーゲンがゼラチンに変わり、とろける食感と舌触りが味わい深い一品です。

ゆし豆腐 ©OCVB
ゆし豆腐 ©OCVB

豆乳ににがりを加え、固まりはじめたふわふわの状態のものをいただくのが「ゆし豆腐」。見た目はおぼろ豆腐に近いものの、大豆の濃度が高く、濃厚な味わい。にがりを加える際に塩を入れるため、そのままでも美味ですが、カツオ出汁に入れて温めて食べるのもおすすめです。

沖縄そば ©OCVB
沖縄そば ©OCVB

そば粉は使わず、小麦粉からできた麺を使うのが「沖縄そば」。澄んだ色の出汁は、豚骨と鰹節を使い、具は三枚肉、かまぼこ、ねぎを載せた沖縄特有のそばで、骨付き肉(ソーキ)がのっているものを「ソーキそば」と呼びます。1度は食べたい沖縄のソウルフードです。

他に、エラブウミヘビの燻製を使った「イラブー汁」、いかと豚肉にイカスミを加えた真っ黒な汁物「イカ墨汁」、汁物や刺身にして食べる「ヒージャー(山羊)」、豚肉をベースにひじきやにんじんなどの具材を入れた炊き込みご飯「ジューシー」など、沖縄ならではのオリジナリティあふれる料理がたくさんあります。珍しい一品に出会えるのも沖縄旅行の醍醐味。訪れた際は、沖縄で古来から伝わる伝統料理を味わってみてはいかがでしょう。

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