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トラベルノート

南の島に流れる民謡に 耳を澄ませて

写真提供:Riverside / PIXTA

日本最南西端に位置する、沖縄県の八重山諸島。島ごとに独自発展した文化、芸能が息づき、訪れる人々を惹きつけてやみません。中でも今回は、人々の心に寄り添い、育まれてきた伝統音楽である民謡に注目。八重山諸島で歌い継がれている民謡を通し、豊かな島の魅力に迫ります。

多彩な表情で魅せる八重山諸島の島々

写真提供:chokoneta / PIXTA

沖縄本島から南西へ約400㎞。石垣島や西表島、小浜島など、異なる特色を持つ大小23の島々で構成されるのが、八重山諸島です。ダイバーの聖地である石垣島、島の約90%を原生林で覆われた自然豊かな西表島、コバルトブルーの海に囲まれた小浜島など、どの島も個性豊か。フェリーや飛行機を乗り継いで島から島へと離島巡りするのも、八重山諸島の旅の醍醐味です。宝石のように美しい海を眺め、南国の太陽に育まれた滋味に舌鼓を打ち、人々の心に宿る芸能に心を澄ませる。すると、すっかり気分は“島ん人”に……とはいえ、ひと口に沖縄と言っても、その土地に息づく歴史や文化、伝統などは、多岐に渡り、とても複雑です。しかし、その振り幅の大きさこそが、この沖縄という土地の底力であり、人々を惹きつけてやまない理由なのかもしれません。今回は、独自性という観点でひと際異彩を放つ、沖縄音楽を通し、八重山諸島の世界を覗いてみましょう。

沖縄民謡は地域性豊か。八重山ならではの民謡とは?

写真提供:トモヤ / PIXTA

沖縄の音楽とは、歌と三線によって生み出された伝統があり、大別すると古典音楽と民謡に分けられます。古典音楽とは、琉球王朝時代、士族の教養として首里王府を中心に演じられた音楽の総称。それに対して、大衆文化として受け継がれてきた民謡は、今も人々に愛される“生きた歌”として継承されています。この民謡も、八重山諸島では、沖縄本島や宮古島とは一線を画し、八重山民謡として歌い継がれています。遊び歌が多い沖縄民謡に対し、八重山民謡は手拍子をベースに掛け合いで歌われた労働歌や、首里王府から赴任してきた士族の役人が三線の伴奏をつけて歌った節歌が多いのが特徴の1つです。中でも、恋愛の歌や子供のための童歌など生活に根ざした民謡には、普遍的な感情が数多く綴られ、共感を呼ぶ部分がたくさんあります。バックグラウンドを知るほどに、民謡の持つ世界観が目の前に広がり、身近な音楽として親しみが湧いてきます。

地元の滋味と一緒に気軽に民謡を体感

八重山民謡を気軽に楽しむなら、民謡酒場がお勧めです。郷土料理や泡盛を味わいながら、プロの民謡歌手の迫力あるステージを楽しむことができます。宴のハイライトは、三線のリズムに合わせた手踊りの“カチャーシー”。この手踊りは、八重山諸島の方言では“モーヤー”と呼ばれ、宴席の締めくくりには欠かせないものとなっています。踊りといっても、事前に唄者や奏者から簡単な説明を聞けばすぐに踊れるシンプルなものです。陽気な旋律に身を委ねれば、最高に楽しい瞬間を味わえるでしょう。八重山民謡の世界に触れ、歌の中に潜む人々の思いや歴史を感じ取る。すると、島々が抱く豊かな自然も、そこで味わう郷土料理も、ひと際深く鮮烈な思い出として体に染み入るはずです。

写真提供:ホテルニラカナイ西表島、ホテルアラマンダ小浜島、ホテルニラカナイ小浜島

民謡と踊りを満喫した後は、八重山諸島の自然をのんびりと感じられる離島のリゾートで羽を伸ばしてはいかがでしょうか。2016年4月にリニューアルしたホテルニラカナイ西表島、そして、2017年4月1日に装い新たに生まれ変わったホテルアラマンダ小浜島、ホテルニラカナイ小浜島のクラブポイントが使える3つのホテルでは、西表島と小浜島の手つかずの自然とともに、心休まるひとときを過ごすことができます。自然と一体となった優雅な空間にほっとひと息。心身ともに癒されたら、次なる目的地の島へ旅するのもお忘れなく。

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