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トラベルノート

奥州藤原氏が描いた 極楽浄土の世界
理想郷、平泉

写真提供:中尊寺

良質な金の産地であった東北の、技術の限りを尽くした「金色堂」。1962〜1968年に解体修理が行われ、復元に使われた金箔は約3万枚。螺鈿細工など当時の工芸技術が結集されています。

およそ100年にわたり、「黄金文化」と呼ばれる栄華を誇った「平泉」。
国宝の金色堂など、極楽浄土の世界を表現した美しい世界遺産の数々を巡ってみましょう。

平安時代後期、平安京に次ぐ第二の都市と言われるまでの繁栄を遂げた平泉。戦乱の果てに奥州を支配した初代藤原清衡が構想したのは、争いのない平和な世界・極楽浄土でした。世界遺産「平泉―仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群―」は、清衡が約20年かけて造り上げた「中尊寺」をはじめ、「毛越寺」「金鶏山」「観自在王院跡」「無量光院跡」で構成されています。浄土世界を現世で表現した遺構は世界的にも珍しく、2011年に東北地方初となる世界文化遺産に認定。中尊寺にある皆金色の阿弥陀堂「金色堂」は、創建当初の豪華絢爛な姿を残す唯一の遺構として国宝に指定されています。5つの遺跡は全て車で10分圏内。浄土思想に思いを馳せながら歴史巡りを楽しみましょう。

平泉がある岩手県のもう一つの名所、花巻温泉は山と川に囲まれた野趣あふれる温泉郷です。なかでも「ホテル紅葉館」の露天岩風呂は眺望が素晴らしく、体の芯から旅の疲れをほぐしてくれるでしょう。和洋中の豊富なバイキング、郷土芸能や歌などを披露する「おまつり広場」なども併設されており、三世代でのご宿泊にもおすすめです。

写真提供:平泉観光協会

三代秀衡が“黄金の鶏を埋めた”などの伝説がある「金鶏山」。松尾芭蕉の「おくのほそ道」にも記述されています。

写真提供:平泉観光協会

二代基衡が建立した「毛越寺」。極楽浄土を地上に表現したと言われる毛越寺庭園は必見です。

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